あらすじ

その美貌とカラダを武器に、十九にしてジゴロ同然に暮らしてきた神崎菜央。別れ話のもつれから刺されたところを、洗練されて物騒な男に助けられた。彼は指定暴力団・一ノ瀬組の幹部、室生龍壱――。傷も癒え、街を出ようとする菜央を引き止めて自宅へ居候させた室生は、とある条件で治療費をチャラにすると申し出る。「ガキは趣味じゃない」と歯牙にもかけない言葉とはうらはらにまるで恋人みたいなキスを仕掛けてくる室生。絶対に好きになったりしない、と心に誓う菜央だが……?
やさしく殺して、僕の心を。

その美貌とカラダを武器に、十九にしてジゴロ同然に暮らしてきた神崎菜央。別れ話のもつれから刺されたところを、洗練されて物騒な男に助けられた。彼は指定暴力団・一ノ瀬組の幹部、室生龍壱――。傷も癒え、街を出ようとする菜央を引き止めて自宅へ居候させた室生は、とある条件で治療費をチャラにすると申し出る。「ガキは趣味じゃない」と歯牙にもかけない言葉とはうらはらにまるで恋人みたいなキスを仕掛けてくる室生。絶対に好きになったりしない、と心に誓う菜央だが……?