あらすじ

鷹也に触られると体が拒絶反応を示すようになり、もう幼なじみすらやめるしかないと絶望した東馬。好きなのに、避けたり逃げたり女の匂いをさせてみたり…… 「俺、お前についてる女の香水の匂い、嫌いだ」なのに鷹也は、そんな東馬に…… キスをした。男っぽいあっさりした鈍感な性格の鷹也の、横暴な「恋心」。それが暴かれたとき、東馬の片想いにはあまりに熱く甘い結末が待っていた――!
片想いとパレード(前編)

幼なじみの親友・鷹也に、長く、こじらせた片想いをしている東馬。「あいつのお姫様になりたい」「俺のヒーローはあいつ」乱暴な性格で口が悪いくせに、乙女思考回路な東馬は、好きといえず自分の恋心を自虐し卑屈な考えに傷つく毎日だった。しかも、大学に入って、鷹也には彼女が出来た。鷹也の世話焼きと親密な親友としての接触は相変わらず。サークルの先輩・米沢や謎の女も東馬に接近。とある変化が生まれ、片恋は、手酷く東馬を傷つけ始める――。「それでも俺の世界は、お前の一言で満ちる」

片想いとパレード(後編)

鷹也に触られると体が拒絶反応を示すようになり、もう幼なじみすらやめるしかないと絶望した東馬。好きなのに、避けたり逃げたり女の匂いをさせてみたり…… 「俺、お前についてる女の香水の匂い、嫌いだ」なのに鷹也は、そんな東馬に…… キスをした。男っぽいあっさりした鈍感な性格の鷹也の、横暴な「恋心」。それが暴かれたとき、東馬の片想いにはあまりに熱く甘い結末が待っていた――!