あらすじこんなつもりじゃなかった。高3の時。ほんの軽い気持ちでした、友だちとのファーストキス。甘くて少しドキドキして、ただそれだけだったはずなのに。あれから3年、俺たちはそこからまだ1歩も動けないまま。一緒のベッドに眠っても、分けあうのは布越しのぬくもりだけ。あと少し、何かあったら変わるんだろうか。あの時のキスよりも甘い、何かがあったら──。