あらすじ桜木圭吾は、旅先でヒッチハイクをしていた大学生・今村敏喜と出会う。脚本家として行き詰っていた桜木は現実から逃れたい一心で、誘われるままに今村と寝てしまう。だが翌朝正気に返った桜木は今村が目覚める前に姿を消す。しかし何気ない一言で今村に探し当てられた桜木は、忘れられなかったと純粋で熱心なアプローチをされ――。
高永先生お得意のカップルかも。 面倒くさい脚本家の桜木に、尻尾を振って全力一途に向かってくる年下ワンコの今村。 今村の気持ちに段々絆される桜木。 まるで元祖「恋する暴君」のよう。 桜木に憧れて役者になった今村に人気が出たことで生まれる嫉妬や仕事を得る際のバーター云々、恋愛だけでないのも良かった。 中弛みもなく続きを読みたくなる話の作り方とか流石です。