かぞくのばんさん
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杉原麻生22歳。矢坂敦彦24歳。ケンカの連続だった2年の同棲生活にピリオドを打ち、ついに結婚を決意。今まで親たちを無視してきたが、せめて結婚のことだけは報告しようと話し合って決めた二人。だが、家出同然に実家を飛び出して2年が経っていた麻生は、理解ある母親はともかく、超頑固な父親に会うのは気が重く…。
杉原麻生22歳。矢坂敦彦24歳。ケンカの連続だった2年の同棲生活にピリオドを打ち、ついに結婚を決意。今まで親たちを無視してきたが、せめて結婚のことだけは報告しようと話し合って決めた二人。だが、家出同然に実家を飛び出して2年が経っていた麻生は、理解ある母親はともかく、超頑固な父親に会うのは気が重く…。
麻生と敦彦、全く逆の性格だからかえって良いのかもしれない。言い争いが絶えない二人だけどお互いを求める気持ちはやっぱり同じ。実際、二年同棲してこれだけ言いたい事を言い合えるようになるのはかなり凄い事だと思う。麻生と敦彦ほどお互いの気持ちを素直に出せる相手はそうそう居ない。その二人を一番近くで見ていたハムスターのテンちゃんがそれを一番理解していたと思う。 そうは言ってもまだ22歳と24歳の二人、これからの人生はもっと長いんだから喧嘩は少しづつで良いから減らして欲しいと願う。大好きな彼、彼女が居るのによく喧嘩をしてしまう人、この作品はそんな人におススメ。麻生と敦彦は20代の設定ではあるけれど、秋本先生の絵は素敵で大人っぽいので年齢に関係なく楽しめる。