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まばゆい東京の夜の片隅で、早水京平は少年・ザザと出会った。しかしその少年は天才少女科学者・優亜が作成した機械人間だったのだ。ザザは大好きな優亜と同じ人間になろうとするのだが…。若木未生の人気小説を田村純子がドラマティックに描く「XAZSA」第1巻!!
機械人間～マシノイドのザザの望みは大好きな優亜と同じ人間になること。元ギタリスト京平の元に転がり込んだザザは“人間になる方法”を探していく―。人気小説のコミック化「XAZSA」3作品収録の第2巻
マシノイドでありながら自分を造った優亜を好きになったザザ。同じ人間になろうと夢を追い求めるが、京平は、形ばかり人間のまねをするザザに失望する。その事を告げられ、ザザは京平の前から立ち去っていくのだが――？
もう20年前以上昔に読んだ作品で、懐かしさに再び読み返してみましたが… 10代の頃には感じなかった気持ちがいくつも浮かんできました。自分を作った少女を愛する機械人形の可愛さや幼さ、ピュアな恋心にドキドキした昔と違い、いまは、そんな彼を見守る青年や、人間ではないザザの葛藤に胸が詰まり、物語の奥深さを改めて感じることができました。