あらすじ

難病“筋ジストロフィー”の進行が遅れ、現在でもいのちの大切さを訴える公演活動を続けている早野香寿代(はやの・かずよ)。いのちを巡る彼女の詩には、幼い頃より“死”と隣り合わせに生きてきた彼女の苦悩や葛藤が綴られている。安易な死を選ぶすべての人達に“無駄ないのちはない”と強く訴える。下巻には1982年より開始された「ふれあいコンサート」の一幕や、生まれてくるいのちへの想いを綴った「愛してくれてありがとう」など7編を収録。いのちの大切さ、いのちの差別をテーマに子ども達と向き合ってきた彼女の想いを漫画化した、シリーズ完結編。

「20歳までしか生きられない」――1歳の時、進行性で治る見込みのない難病“筋ジストロフィー”を発症し、20歳まで生きられないと医師に宣告された早野香寿代(はやの・かずよ)。「いつ死ぬんだろう」という恐怖と「その日が来る前に死のう」とあきらめにも似た感情が襲うなか、自分で自分のいのちを断つ怖さと、自殺した後の母への思いが彼女を死に走らせなかった。そして「このままでは生き地獄だ」という遺書を残して自殺した中学2年生への思いが「もてあそばないで」という詩に結実する。いじめられる方もいじめる方もいのちをもてあそばないでほしい――彼女の詩に込めた思いは数多の共感を生んでいく。早野香寿代の創作した詩の内容をエッセイにし、漫画化したシリーズ第1弾!!

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難病“筋ジストロフィー”の進行が遅れ、現在でもいのちの大切さを訴える公演活動を続けている早野香寿代(はやの・かずよ)。いのちを巡る彼女の詩には、幼い頃より“死”と隣り合わせに生きてきた彼女の苦悩や葛藤が綴られている。安易な死を選ぶすべての人達に“無駄ないのちはない”と強く訴える。下巻には1982年より開始された「ふれあいコンサート」の一幕や、生まれてくるいのちへの想いを綴った「愛してくれてありがとう」など7編を収録。いのちの大切さ、いのちの差別をテーマに子ども達と向き合ってきた彼女の想いを漫画化した、シリーズ完結編。

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