あらすじ

巡航船が一日二便しかなく、現在は15人ほどの高齢者ばかりが住む、周囲8キロの国根島。ある日、島で働く父親に会いに訪れていた高校生の沙織は、遺跡を調べるため無断で島にやって来た大学生・河原建士の案内を買って出る。この島の人々は閉鎖的で、島以外の人間を受け入れないと建士に説明する沙織は、どこか監視されているような違和感も感じていた。果たしてこの島にあるのは、ただの遺跡なのだろうか…?
霊送の島(たまおくりのしま)

巡航船が一日二便しかなく、現在は15人ほどの高齢者ばかりが住む、周囲8キロの国根島。ある日、島で働く父親に会いに訪れていた高校生の沙織は、遺跡を調べるため無断で島にやって来た大学生・河原建士の案内を買って出る。この島の人々は閉鎖的で、島以外の人間を受け入れないと建士に説明する沙織は、どこか監視されているような違和感も感じていた。果たしてこの島にあるのは、ただの遺跡なのだろうか…?