あらすじ

麒麟送子――これを持つ者が西ヨーロッパ史上に君臨する名家リーン家の正統な後継者とみなされる。二條季益(にじょうすえます)は現当主エリザベートの三女、ミレーユの息子。三女の息子でありながら麒麟送子を与えられた事により、王国の独占を狙う長女ソフィアに命を狙われ追われる身となる。母・ミレーユから季益を守るよう託されたという玄澤多聞(くろさわたもん)と暮らし始める季益だったが、そんな2人の前にまた新な追手、ミジア・バデルが現われる。ミジアは表向きは世界的な歌姫だが、真実の姿は誰も知らない。年齢も、その過去も、性別すらも謎に包まれている。そして季益は、ミジアに麒麟送子を奪われてしまう。麒麟送子を奪還すべく、季益、多聞、シスリーの3人は一路香港へ…。そこで出会う数々の困難により、季益はこれまで以上に力を開花させていく。果たして季益は麒麟送子を取り返すことが出来るのか――!?緊迫感増すシリーズ第2巻!!
麒麟(1)

麒麟送子――これを持つ者が西ヨーロッパ史上に君臨する名家リーン家の正統な後継者とみなされる。二條季益(にじょうすえます)は現当主エリザベートの三女、ミレーユの息子。三女の息子でありながら麒麟送子を与えられた事により、王国の独占を狙う長女ソフィアに命を狙われ追われる身となる。そんな季益の前に現れた玄澤多聞(くろさわたもん)という謎の男。ミレーユから季益を守るよう託されたというこの男と季益は暮らし始めるが…。次々に襲い掛かってくる刺客と対峙する内、当人も気づかないまま徐々に能力を覚醒させていく季益。敵か味方か解らない謎めいた人物、シスリー・アシュトンの出現…。謎が謎を呼び事態は混迷を極めていく。一体麒麟送子とは何なのか?リーン一族とは?そして麒麟送子に“選ばれた”季益を守る“四家”とは――?今なお復刊を待ち望む熱烈な支持者が多く存在する90年代の名作少女コミック、電子書籍にて遂に復活!!

麒麟(2)

麒麟送子――これを持つ者が西ヨーロッパ史上に君臨する名家リーン家の正統な後継者とみなされる。二條季益(にじょうすえます)は現当主エリザベートの三女、ミレーユの息子。三女の息子でありながら麒麟送子を与えられた事により、王国の独占を狙う長女ソフィアに命を狙われ追われる身となる。母・ミレーユから季益を守るよう託されたという玄澤多聞(くろさわたもん)と暮らし始める季益だったが、そんな2人の前にまた新な追手、ミジア・バデルが現われる。ミジアは表向きは世界的な歌姫だが、真実の姿は誰も知らない。年齢も、その過去も、性別すらも謎に包まれている。そして季益は、ミジアに麒麟送子を奪われてしまう。麒麟送子を奪還すべく、季益、多聞、シスリーの3人は一路香港へ…。そこで出会う数々の困難により、季益はこれまで以上に力を開花させていく。果たして季益は麒麟送子を取り返すことが出来るのか――!?緊迫感増すシリーズ第2巻!!