あらすじロシア皇帝ピョートルの妃となった元ドイツ工女・ゾフィ・フレデリーケ・アウグスタ(エカテリーナ・アレクセイエヴナ)、中世のヨーロッパを生きた類希なる美貌を持つ2人の美女・フレデグンデとブリュヌオー、大和国(やまとのくに)に嫁いだ息長媛(おきながひめ)など、6人の女性像を描いた連作短編集。榎本由美の流麗な筆致が、美女達の懊悩(おうのう)と他人には明かせない秘密を描き上げる。歴史の狭間に落ちたミステリアスな真実を、あなたはいま体感する!!