あらすじ

浪の下にも都のさぶらふぞ三種の神器を求めて源平両家の争う時代。大海原の底、龍神との出会いが幼き帝の運命を変える!天皇の証である三種の神器のひとつ、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)を抱きながら、浪の下に沈んだ幼い時の天皇、言仁(ときひと)。源平両家が狙う因縁深き剣が幼き帝を導いたのは、龍神の住まう綿津海(わだつみ)の城だった!
千尋に咲く花(1)

浪の下にも都のさぶらふぞ三種の神器を求めて源平両家の争う時代。大海原の底、龍神との出会いが幼き帝の運命を変える!天皇の証である三種の神器のひとつ、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)を抱きながら、浪の下に沈んだ幼い時の天皇、言仁(ときひと)。源平両家が狙う因縁深き剣が幼き帝を導いたのは、龍神の住まう綿津海(わだつみ)の城だった!

千尋に咲く花(2)

海底(みなそこ)の記憶を胸に抱き、想うは美しき花(きみ)の姿――幼き帝の数奇な運命を描く歴史ファンタジー、堂々完結!天皇の血筋を忘れ、穏やかに生きていこうとする言仁(ときひと)。しかし龍神は言仁をひとり地上に残して去ってしまい…!?