あらすじ

幼い頃から小さな神様が見える古都。夫の転勤で都会のマンションに引っ越し、その際、神様たちもついてきた。もちろん、古都以外にその姿は見えない。穏やかに夫との暮らしが過ぎていったある日、女性とデートの約束をしたメモを見つけてしまう。夫を信じている古都のために、神様たちがふたりのデートの邪魔をするが、はたしてうまくいくか…。さらに、古都が「言(こと)の一族」であることがわかる。その言の一族とは……!?
ことり・かたり 1

幼い頃から小さな神様が見える古都。夫の転勤で都会のマンションに引っ越し、その際、神様たちもついてきた。もちろん、古都以外にその姿は見えない。穏やかに夫との暮らしが過ぎていったある日、女性とデートの約束をしたメモを見つけてしまう。夫を信じている古都のために、神様たちがふたりのデートの邪魔をするが、はたしてうまくいくか…。さらに、古都が「言(こと)の一族」であることがわかる。その言の一族とは……!?

ことり・かたり 2

幼い頃から小さな神様が見える古都。古都は神様の子供を産む使命を託された言(こと)の一族だった。やがて、生まれた双子のうち、ひとりは人間の子、もうひとりは神様の子だった。ふたりは天と大地と名づけられ、すくすくと育つ。神の子である大地はこの世の危機を救うために生まれた食べものの神で、現在、修業中の身。人間世界でおこる試練を自分のできうる力で解決していく。しかし、成長した大地を待ち受けていた人類史上、最大の危機とは……。