あらすじ時は昭和初期。奉公のため東京へ来たイワは善行に励め!というじい様の言いつけを守り、道端のコウモリを助けたり病弱な青年を拾ったり…。都会には珍しいものが落ちてるべー!【収録作品】ビーチ・イズ・ビューチフル
舞台は昭和初期。主人公の「イワ」は、田舎から東京に住んでいる元女優の叔母のところに女中奉公にやって来ます。おっちょこちょいなイワちゃんが出会ったのは、イケメンで秀才だけど病弱で両親もいない時計屋の「三五」。正反対のような2人ですが、不思議な三五の魅力にだんだんイワちゃんも惹かれていくんです。勝田文先生の可愛らしい絵柄だと、三五の「一週間僕のことだけ考えて」や「僕は君のものだ」という非日常なセリフもクサくなく、とってもロマンティックでいいな〜!と素直に思いました。あんまり活躍しないけど、イワちゃんちのお隣さんが田河水泡先生みたいな漫画家さんっていう設定が地味に好きです。