あらすじ普通の人には見えない妖怪の姿や声を聞くことができる主人公・冬弥は鼬(いたち)のおさき(憑き物)・紺(こん)と力を合わせ「おさきもち」として江戸で起こる怪事件を解決していた。しかし、血と闘いに飢えた妖(あやかし)使い・虚(うつろ)が現れたことにより江戸は混乱の渦に巻き込まれる。そして同時に、冬弥の中でもう一つの内なる怪物(・・)が覚醒していた。冬弥の正体は、ただの「おさきもち」ではなく渡辺綱(わたなべのつな)の呪われた血筋を受け継ぐ末裔“鬼憑き”であった…!