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通算10冊の読みきり集を出してきた、ベツコミで活躍中の実力派作家・尾崎衣良先生。その尾崎先生が、プチコミックにて初の読みきり集を出されます!これまでも、深い心理描写で恋愛を鋭くえぐるセンスが光っていた尾崎先生ですが、「大人の女性」を主人公に据えた途端、そのセンスが更に開花!プチコミックに載った4作のよみきりはいずれもアンケートで上位を獲得し、20代が中心のプチコミック読者の心を鷲づかみにしました。“愛されたくて、求められるままに身体を差し出す。それがどうしていけないの?”“勉強も仕事も、真面目に頑張ってきた。だけど、「恋」の仕方は誰も教えてくれなかった…”“彼が浮気した。仕返しに、私も他の男と…だけど、どうして「女」だけ責められるの?”“好きだから、ずっと一緒にいる。だけどどうして、一緒に暮らすと女は「お母さん」にされちゃうの?”リアルで切実な、「大人の女性」の本音。読めば必ず、「わかる!」と叫びたくなり、切なさに涙し、だけどやっぱり恋って素晴らしいと思うはず。そんな1冊です。
4つ恋のお話の短編集です。ストーリーの短さで、どれもサクッと読めてしまうのですが、その中には「これぞ少女漫画‼︎」と言える要素が全て含まれています。恋する女の子の心のときめき、高揚感、幸福感、悲しみ、切なさなどなど、女性が共感できる気持ちがぎっしり詰まった作品です。まだ見ぬ恋に憧れている人、恋している真っ最中の人、恋を失ってしまった人、すでに家庭を持っている人、どんな状況にいる女性もこの作品が好きになってしまうんじゃないかな。個人的には、第1話が気持ちがスカッとするし、主人公ふたりのいじらしさ、可愛らしさもあって好きです。