あらすじ

キラの醜い策略でザビエルとぼたんの間に亀裂が……!? 演劇祭の主役をぼたんに奪われそうなキラ。ぼたんをつぶすためなら、手段を選ばない!! 衝撃の南国舞台!!
カーテン・コール 1巻

ひとりの舞台ファンにすぎなかった松葉(まつば)ぼたん。彼女に、ある日チャンスが訪れた。太めでチビで、頼れるのはちっぽけな才能と、やる気と根性。亡き母の形見のトーシューズを胸に厳しいレッスンがつづく。あこがれのスター・福島貴一(ふくしま・きいち)との共演を夢にオーディションにチャレンジするが……?

カーテン・コール 2巻

初めての舞台“ドリーム”に臨んだ松葉(まつば)ぼたん。ファーストキャストとして先に大成功をおさめた越(こし)ひかりとは異なる“マリー”を演じてみせたぼたんに観客の反応は……? 母の夢、私の夢――女優。明日のスターを夢見て挑戦するいばらの道……。決してくじけないぼたんの姿に拍手を!

カーテン・コール 3巻

松葉(まつば)ぼたんはチビでデブ。でも、努力と根性でスターをめざす!! ぼたんは、劇団・非魔割(ひまわり)で役がついた! 大喜びのぼたん。が、これは、主宰者・ザビエルの“ひいき”と勘違いされる。ぼたんは嫉妬され、舞台に罠がしかけられた……!? ぼたん、大ピンチ!!

カーテン・コール(4)

松葉(まつば)ぼたんはスターに遠いチビでデブ。でも、根性と努力でスターをめざす!! 大監督である鴨川(かもがわ)がメガホンをとる時代劇映画に出演中のぼたん。憧れの福島貴一(ふくしま・きいち)、演劇界のサラブレット・越(こし)ひかりとの共演。しかし演技力の差――そして貴一とひかりの愛の深まりを見せつけられ!?

カーテン・コール(5)

松葉(まつば)ぼたんは、舞台「三姉妹」に大抜擢! 2大スター、越(こし)ひかりと秋田小町(あきた・こまち)との共演だ。しかし、2人のもつキャリアと容姿は、ぼたんに欠けているものだった――。シナリオの決まっていないラストシーンを役者自身が作り上げなくてはならない舞台。ぼたんはどんな演技を見せるのか!?

カーテン・コール(6)

キレイでなくても美人に。恋を知らなくても最高の愛を。――それが女優!! 松葉(まつば)ぼたんは、大女優をめざしている。ついに舞台の主役(ヒロイン)がまわってきた!! だが、大人の愛を知らないぼたん。心の底からの恋を演じられるか……?

カーテン・コール(7)

時間と試練に立ち向かうぼたん。女優への道は、遠く果てしない……!! 松葉(まつば)ぼたんは、女優のたまご。舞台の主役を射とめ、大人の恋を演じる。そしていま、初日の幕があく! ぼたんの願いは、カーテン・コール。

カーテン・コール(8)

主演第2作が演劇コンペの「八重菩薩」に決定したものの、役の心を理解しきれず主役を降ろされてしまったぼたん。与えられた最後のチャンスで納得の演技ができなければ、主役の座は秋田小町(あきた・こまち)のものに――!

カーテン・コール(9)

ザ・ダイヤモンド賞演劇コンペもいよいよ大詰め。役づくりに命を懸けた松葉(まつば)ぼたんは、盲目の八重(やえ)を演じきり、大きな喝采を浴びる。あとは、ひかり&貴一(きいち)の「純愛」を残すのみだが、開幕前の会場は、異様な空気に包まれていた。はたして、グランプリの栄冠はどの劇団に!?

カーテン・コール(10)

福島貴一(ふくしま・きいち)の死から立ち直れず舞台恐怖症になった松葉(まつば)ぼたんの前に、突然現れた美青年・大場乱(おおば・らん)。彼がぼたんに近づいた目的は!? そして、ぼたんの輝く演技が舞台に戻ってくるのは、いったい、いつになるのか……!!

カーテン・コール(11)

乱(らん)に支えられて、舞台に戻ってきたぼたん! 往年の名タップダンサー・フレディ飛鳥(あすか)の指導を受け、ついに、“ぼたんと乱の音”を見つけた――!? 強豪並み居るコンテストの幕が開く!!

カーテン・コール(12)

ぼたんは乱(らん)、ザビエルと演劇コンペに出場することに。母のヒット作「聖女伝説」を演じたいぼたん。でも、そのためには変人・吉備団吾(きび・だんご)の許可が必要で……。お母さんと同じ役ができるのなら、と孤軍奮闘、やる気マンマンのぼたんだけど!?

カーテン・コール(13)

ぼたんは、どうにか吉備(きび)の演技テストに合格。ようやく「聖女伝説」の稽古初日を迎える。だけど、ここからが試練のはじまり、はじまり。次々と降りかかる難題を自分のものにして、本番までの2カ月でお母さんに追いつかなきゃ……。

カーテン・コール(14)

「聖女伝説」の稽古は終了した。あとは、本番の舞台で全力を出しきるだけ。でも、ぼたんの敵は意外なところに……!! 自分の“多恵(たえ)”を見つけたぼたんを、さらなるアクシデントが襲う!

カーテン・コール(15)

ぼたんは「聖女伝説」の演技が認められ2年連続のグランプリ女優の座を獲得した。しかし、「母・吉野さくらを超えた」との評価に目標を失ったぼたんは悩み、苦しむ……!! そして、ザビエルとの関係にも変化が……!?

カーテン・コール(16)

舞台で花開く。ぼたんに乾杯!! 謎の老人、保志泡微(ほしあわび)の誘いで、正体不明の演劇祭、八宝祭に巻き込まれていく。しかし、抜き打ちのオーディションやマスコミの怪情報にふりまわされ、がまんできなくなったぼたんは、春雨村(はるさめむら)に乗り込むが……。

カーテン・コール(17)

正体不明の演劇祭で、ぼたんたちが次に与えられたテーマは「わが身を捨てる愛」。突然、現れた最愛の人・ザビエル堺(さかい)をも相手にぼたんはベストを尽くして演じる!! 演技が進むにつれ、母・吉野(よしの)さくらが遺していった想いも解きあかされ……!?

カーテン・コール(18)

いばらの道を、ぼたんが進む!! ぼたんが、ハリウッドの映画監督に認められて、主役に大抜擢された!! ザビエルへの想いを、はげみにしながら演技にうちこむぼたん。そんなぼたんの主役の座を狙う、謎の美少女・撫子(なでしこ)があらわれて……!? 火花がスパーク!!

カーテン・コール(19)

緊迫の映画編!! 主役危うし、ぼたん!! ハリウッドの映画監督から主役に抜擢されたぼたん。そこで、策略家の美少女・撫子(なでしこ)という強力なライバルと出会う。歌舞伎役者・右近(うこん)、そしてザビエルも巻き込んで、強烈な戦いが撮影の外でも始まった!!

カーテン・コール(20)

ぼたんと撫子(なでしこ)の、女のバトルが始まった!! ぼたんの相手役・右近(うこん)を慕う撫子から、徹底的に嫌われたぼたん。美しい面影とは裏腹によこしまな策で、撫子はぼたんを妨害しようとする。一方、右近は恋のゲームのつもりで、ぼたんに近づくが、不思議なぼたんの魅力に惹かれ!? 恋も演技も燃える!! 最高潮の映画編です!!

カーテン・コール(21)

台本なき撮影!! 現場の盛り上がりは最高潮!! ぼたんも、周囲を圧倒するベストの演技を連発する!! 気にかかるのは撫子(なでしこ)の様子。ぼたんへの妨害工作は、極みに達する。最後まで主役の座を、ぼたんは守れるのか!?

カーテン・コール(22)

ハリウッド映画編、ついに完結へ!! ぼたんと撫子(なでしこ)の壮絶なバトルが続くなか、いよいよ撮影もクランクアップへ……!! 右近(うこん)が最後に選ぶのは、ぼたんか撫子か!? そして、ぼたんとザビエルとの愛は!? 超人気の映画編、これにて完結!!

カーテン・コール(23)

新展開の南国舞台編が熱くスタート!! 南の島を舞台に、ザビエルが新しい芝居を仕掛けた!! ぼたんも参加を望むが、のっけから、厳しいオーディションが始まって……。新ライバル・美少女キラが全力をかけて主演を狙う南国舞台編!!

カーテン・コール(24)

キラの醜い策略でザビエルとぼたんの間に亀裂が……!? 演劇祭の主役をぼたんに奪われそうなキラ。ぼたんをつぶすためなら、手段を選ばない!! 衝撃の南国舞台!!

カーテン・コール(25)

ぼたんのもとに乱(らん)が帰ってきた!! 芝居への大きな夢を熱く語る乱と、それに共感するぼたん。ザビエルはそんな2人の様子が気にいらない。ある日、乱がついにぼたんへ告白をして!?

カーテン・コール(26)

アジアの演劇祭を目前に対立するキラとぼたん。キラはザビエルを利用して、ぼたんを挑発にかかる!? ザビエルとぼたんは幸せになれる!? 奇跡を起こす女優・松葉(まつば)ぼたんの伝説の演技が始まった!! 完結編!!