ありのままの自分を受け入れることの大切さを教えてくれる『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』
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『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(押見修造/太田出版) ※ネタバレあり 子どもの頃から家族で遠方に出かける際は、車に乗った瞬間から降りるまで延々ひとりで喋りつづけ、親戚には「口から生まれてきた」とさんざんからかわれていた筆者。だがひとた
“普通になれなくてごめんなさい”ヒリヒリ青春漫画のマエストロが贈る、もどかしくて、でもそれだけじゃない、疾走焦燥ガールズ・ストーリー。“自分の名前が言えない”大島志乃。そんな彼女にも、高校に入って初めての友達が出来た。ぎこちなさ100%コミュニケーションが始まる──。いつも後から遅れて浮かぶ、ぴったりな言葉。さて、青春は不器用なヤツにも光り輝く……のか?