投身自殺の現場に出くわした、百牙院剛(びゃくがいん・ごう)と美神烈(みかみ・れつ)。中国美術展“桃源の美”が開催されている会場があやしいとにらんだ2人は、イベント会場へと向かう。そこで、この会を主催したという神津淋(かみつ・りん)から、四法鏡についての話を聞くうちに、剛達は四法鏡に呼ばれ、常世の春のような世界へと飛ばされてしまう――前編、中編、後編の3編で構成された「桃花幻夢」、美神が働くバーに、瘴気を背負ったバイト希望の青年・錦野が訪れる「闇の中の友」の2つのエピソードを収録。美神、剛に加え、新キャラクター・神津も加わり、ますますにぎやかさを増したシリーズ第3弾!!