あらすじ

20世紀初頭。パリの巷を騒がす怪盗ノアールが訪れたのは、懐かしい街・モロッコのフェズだった。中世ヨーロッパの秘密結社・テンプル騎士団の秘宝の在り処を記した暗号文書。その解読を依頼してきたのは、幼い頃ノアールが兄のように慕っていたアズラだった。ノアールが全幅の信頼を寄せるアズラだったが、何故かフロレアンは危険なものを感じて…。
ゴージャス・カラット 暗闇の美徳 1巻

20世紀初頭、パリ。没落寸前の貴族・ロシュフォール家に融資を持ちかけた遠縁のクールランド伯。彼は引き換えに、美しい紫の瞳を持つ一人息子・フロレアンを差し出せと迫った。だがクールランド伯の真の目的は、ロシュフォール家に眠る家宝のダイヤ“ムガールの炎”。実は彼には、巷を騒がす怪盗ノアールというもう一つの顔があり――。

ゴージャス・カラット 暗闇の美徳 2巻

20世紀初頭。パリの巷を騒がす怪盗ノアールが訪れたのは、懐かしい街・モロッコのフェズだった。中世ヨーロッパの秘密結社・テンプル騎士団の秘宝の在り処を記した暗号文書。その解読を依頼してきたのは、幼い頃ノアールが兄のように慕っていたアズラだった。ノアールが全幅の信頼を寄せるアズラだったが、何故かフロレアンは危険なものを感じて…。

ゴージャス・カラット 暗闇の美徳 3巻

20世紀初頭、パリを賑わす怪盗ノアールは、仲間だと思っていたアズラに裏切られ、心を閉ざしたままのフロレアンを連れ、チュニジアへと向かっていた。「女王の新しき都の星聖域の跡にかかる時死者聖なる王と交わりMCCLXX」――テンプル騎士団の秘宝の在り処を示す暗号の先にあるのは、果たして…!?第3幕「マグレブの青き魔物」ついに完結!

ゴージャス・カラット La Esperanza 希望の聖母(上)

20世紀初頭――パリの街を騒がせる怪盗ノアールが、次のターゲットを求めて来たのはスペインのセビーリア。光と影で形作られたようなその町の教会で、ノアールに同行してきたフロレアンはマリアという女性と出会う。聖母に祈りを捧げる彼女の涙に心奪われるフロレアンだったが、この出会いがのちの事件に繋がるとは今はまだ知る由もなかった…。

ゴージャス・カラット La Esperanza 希望の聖母(下)

20世紀初頭――。スペインのセビーリアを訪れていた怪盗ノアールは、死んだはずの男――世界的なシンジケート「ブラックハンド」のボス・アズラの手に落ちてしまった。ノアールを救いたい一心で、フロレアンはアズラが持ちかけた無謀な取引に応じる。逃れることの出来ない絶望感にLAESPERANZA――希望の聖母は手を差し伸べるのだろうか!?

ゴージャス・カラット GALAXY 聖なる怪物の森

20世紀初頭――パリを騒がす怪盗ノアールに借金の形で買われたフロレアンは、行動をともにしている。ある日、『聖なる怪物の森』に囲まれた城を訪れたノアールたちは、殺人事件に遭遇。そしてフロレアンにも危機が迫り……。

ゴージャス・カラット 青のカランク 1巻

20世紀初頭――。マルセイユに到着した大財閥ロームウェル家の子息・アヴェールを出迎えたのは、世界的なシンジケートのボスである妾腹の異父兄・アズラだった。アズラの「女」マリアは、アヴェールの指示でアズラ殺害を試みるが果たせず、追われることに。マリアを助けたいお人良しのフロレアンは、怪盗ノアールを巻き込む形でロームウェルの屋敷に軟禁されてしまうが……。

ゴージャス・カラット 青のカランク 2巻

20世紀初頭――。ニースにあるサラ・ロームウェルの別荘に招かれた怪盗ノアールは、そこにフロレアンとマリアが軟禁されていることを知る。サラはノアールにロームウェル所有の「島」であることをさせるため、フロレアンたちを「人質」に、策を弄し招いたのだ。それは「金庫破り」だとアズラから告げられるノアール。ノアールたちは、金庫のある「島」へ向かうが……。

ゴージャス・カラット 青のカランク 3巻

20世紀初頭。ノアールがアズラとともに向かったのはロームウェル家所有の「島」――。ロームウェル財閥会長J・Dの命で、アズラはその島である科学者に恐るべき兵器の開発を進めさせていた。「金庫」に封じられているのはその設計図だったゆえ、ノアールは「金庫破り」を命ぜられたのだ。一方アズラにすべてを知らされたマリアもまた「島」へ向かう。「島」で繰り広げられる死闘。やがてノアールとアズラはJ・Dと対峙するが……!?