あらすじ

ついに天宮に踏み込んだ竜王軍。天下は混乱を究め、もはや破滅の時を待つのみなのか!?反華王朝連合の支柱たるべく剣を抜いたリーアン。今こそその秘められた力を発揮するのだ…!!
火輪 1巻

華王朝のころ…。伝説の神剣「竜王剣」をめぐる騒動は、天界・仙界・人界をまたがる大乱に発展した。数奇な運命の子・リーアンよ、激動の時代を駆け抜けろ!!超スケール大陸英雄伝!

火輪 2巻

竜王剣を手に入れた勢いで帝位を奪った寿(ショウ)。だが初の遠征で配下の諸侯からの不信を招き、主要国は次々離反していった…。寿帝の愚行の影には宰相・律(リュイ)の黒い野望が!!その頃リーアンは、何かに導かれるように“魏の谷”に向かっていた――。

火輪 3巻

竜王剣を携えたレンが、討伐軍を率いて淡国に入った!リーアンは必死に返還を迫るが、崇拝する律(リュイ)から賜った剣をレンが手放す筈がなかった。同じ頃、淡国公の病弱な妹君はリーアンを待ち続け、容態を急変させる…。責任を感じたリーアンは…!?

火輪 4巻

竜王剣を発端とする動乱はさらに拡大。戦火は止まず天下は治まらない。争いの根底にあるものは欲望、憎悪、侮蔑…そして、愛するものをめぐる嫉妬!!

火輪 5巻

天界の異変は人界の騒乱に発展。英雄たちは天下に号すべく馬を進める。数奇な運命に翻弄されるリーアン…彼はいかなる星の下に生まれたのか…!?

火輪 6巻

神竜軍がついに天宮を襲撃!戦の被害を最小限にするため、竜王はある秘策を携えて天帝に退位を迫る!その頃人界では、被災した王都の民に、華王朝に敵対する国々から救援の手が差し伸べられた。都人達は不安と焦燥から、逃亡した寿帝への憎悪を膨らませていく…。

火輪 7巻

ついに天宮に踏み込んだ竜王軍。天下は混乱を究め、もはや破滅の時を待つのみなのか!?反華王朝連合の支柱たるべく剣を抜いたリーアン。今こそその秘められた力を発揮するのだ…!!

火輪 8巻

華王朝と反華連合の和睦は二転三転。戦いは遂に最終局面を迎える。最後に待っているのは破滅か、それとも…!?「朱雀」に向けて剣を抜いたリーアン。驚天動地の結末はいかに…!!