あらすじ自らに恋を禁じている八津は髪結の三弥吉に惹かれつつも、自分を抱くなら客として来てくれと冷たくつっぱねてしまう。貧しい南方の村で生まれた緑は抜群に美しい容姿を気味悪がられ、「白鬼」と疎まれて育つ。山田屋へ売られた緑は姉女郎の桂山としか話すことができないが、気さくな三津に恋心を抱き始める。遊女たちの悲恋の行方は――。官能純愛絵巻、ついに完結!