あらすじ

亡き姉の記憶から逃れられない八戒。その“過去”に深く絡みついてくる清一色(チンイーソー)の魔手にかかった悟浄と悟空。清一色の真の目的とは――? そして八戒が取った行動とは――?
最遊記 1巻

天地乱る混沌の時代、人と妖怪が共存する“桃源郷”で突如妖怪が暴走し、人間を襲い始める。地獄絵図と化した桃源郷の異変を止めるため、超鬼畜生臭坊主・玄奘三蔵は、元気な小猿・孫悟空、すっとぼけお兄さん・猪八戒、エロ河童・沙悟浄とともに西を目指す。西遊記をモチーフに魅力的なキャラクターが活躍するスタイリッシュアクションの開幕!!

最遊記 2巻

文明と信仰の源“桃源郷”を襲った負の波動。妖怪の暴走を促したその元凶と考えられる大妖怪・牛魔王の蘇生実験を阻止すべく四人の無法者は西へはしる――。全身に呪符を貼った異様な僧・六道、それは若き日の三蔵と因縁浅からぬ「札使い」朱泱(しゅうえい)の変わり果てた姿だった――。

最遊記 3巻

呪符に支配された法力僧・六道に攻撃され、倒れた三蔵。傷ついた三蔵の姿を見て動揺した悟空の妖力制御装置は自壊してしまう。悟空は、本来の力と姿を取り戻すが、自我を失い暴走してしまう――。

最遊記 4巻

亡き姉の記憶から逃れられない八戒。その“過去”に深く絡みついてくる清一色(チンイーソー)の魔手にかかった悟浄と悟空。清一色の真の目的とは――? そして八戒が取った行動とは――?

最遊記 5巻

旅を進める三蔵一行は、天地開元経文を持つとする妖怪を倒すべく、妖怪の住処・砂漠の居城を探し砂の海をさまよう。だが一行は、三蔵を狙う妖怪の罠にかかり、捉えられてしまう――。

最遊記 6巻

経文奪取の為、悟空に戦いを強いる紅孩児。困惑する悟空だったが「大事なものを失いたくない」という想いが、悟空を決意させる。暴走の危険を畏れず、自らの手で妖力制御装置を外すが――。

最遊記 7巻

単身、町に買い出しに出かけた悟浄は、一人の少年を助ける。その少年こそ三蔵達を倒した少年・金閣だった。一方魂を吸い取られた悟空と八戒は、異様な世界で目覚める。そこで出逢った金閣の双子の弟・銀閣から自分たちの置かれている状況を知る。金閣を騙した男、「カミサマ」とは――。

最遊記 8巻

「悪ィな」その一言を残し、一行を離れた悟浄。金閣を殺した「カミサマ」を求め、彷徨う彼の前に現れたのは、果てしなく続く鳥居と石階段……。『霧の迷路』の中で義母の幻影を打ち払った悟浄の前に、ついに「カミサマ」が現れる――。

最遊記 9巻

圧倒的な力を前に、地に伏す四人。ジープに乗りこみ、逃げる一行の背に、嘲笑を投げつけるカミサマ。「絶対的な敗北」を喫した一行は再びカミサマに戦いを挑む!何物にも捕らわれず、縛られず、ただあるがままに己を生きる『最遊記』最終巻!!