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普通の少年・タカシの前に現れたのは、自称カレーの王子というナゾの成人男性。カレーと言いつつハヤシライスを笑顔で貪ったり、殺人兵器を放ったりと手がつけられない。でもこんなキャラ待ってたでしょ?
普通の少年・タカシの前に現れたのは、自称カレーの王子というナゾの成人男性。カレーと言いつつハヤシライスを笑顔で貪ったり、殺人兵器を放ったりと手がつけられない。でもこんなキャラ待ってたでしょ?
味平は、板前塩見松造のひとり息子。松造は築地の一流料亭「かつらぎ」の花板である。味平は高校へ進学してほしいという親の反対を押し切り、中学を卒業するとすぐに家を飛び出した。料理人としての原点、だれにとってもおいしい大衆料理を目指して味平が向かった先は横浜。その港でカレーの屋台を開店する。そんな折、ひばりヶ丘では二大デパートが進出し、カレー商戦を繰り広げようとしていた。