あらすじ

奥羽山脈のマタギの里・阿仁に、遅い春が到来。長い冬の間、眠り続けていた熊が目覚め、熊狩りの季節の開幕である。米俵のようなコブが肩にあることから、コブダワラと呼ばれる大熊も冬眠から目覚め、マタギたちが追いつめるが、マタギ犬がボロ切れ同然に殺されてしまう…。その翌朝、コブダワラを追い続ける老マタギ・源じいが山の様子を見に行くと、コブダワラと睨み合う身重のマタギ犬・姫の姿が!?
シロベ 1巻

奥羽山脈のマタギの里・阿仁に、遅い春が到来。長い冬の間、眠り続けていた熊が目覚め、熊狩りの季節の開幕である。米俵のようなコブが肩にあることから、コブダワラと呼ばれる大熊も冬眠から目覚め、マタギたちが追いつめるが、マタギ犬がボロ切れ同然に殺されてしまう…。その翌朝、コブダワラを追い続ける老マタギ・源じいが山の様子を見に行くと、コブダワラと睨み合う身重のマタギ犬・姫の姿が!?

シロベ 2巻

巨大熊・コブダワラと闘い重傷を負ったマタギ犬の姫は、一匹の子犬を産み、息絶えた…。子犬は狸に育てられ成長するが、その姿は異形とされ、狸の世界から追放されてしまう。一方、産まれた子犬ことシロベの存在を知らない源じいたちは、マタギの三四郎たちと共に、コブダワラを追い続ける。そして、自力で生きていかなければならなくなったシロベは、ムササビやキツネたちの襲撃を乗り越えると、立派な若犬へと成長していた。だがある日、コブダワラと再び出会ってしまい…!?コブダワラとシロベ、そしてマタギたちの戦いに目が離せない完結巻!