あらすじ

犬神家の息子・将太は、セイファード魔界の魔王を父に持ち、狼に変身する獣人一族。その将太、える、藤原たち小学5年生も待望の夏休みに!将太は夏休みの自由研究の題材に昆虫採集を選ぶ。異世界へと通じる犬神家の押し入れから魔界へと出発した将太たちは、虫の森へと向かうが、そこには巨大化した蟻が待ち受けていた…!?
となりの犬神くん(1)
赤星えるの母親が管理人をしているアパートに、新しい家族が引っ越して来た。えると同じ小学5年生の将太と、その姉・瞳。そして両親の4人家族の犬神家だが、なんだかちょっと変わった家族。実は犬神家は獣人一族で、成長期の将太は少しのことでも変身しやすい狼男だった!ある日、ケンカ自慢の同級生・藤原から、えるを助けるが、将太が狼に変身するところを見られてしまい…!?
となりの犬神くん(2)
獣人一族・犬神家の息子で、狼に変身する将太は、姉に暗示をかけられて人間に戻れなくなってしまった。鶏を襲い、肉を盗む将太だが、意識を取り戻した時、凶獣になってしまったと自己嫌悪。そんな将太を保健所の人たちが追い回すが、偶然通りかかったえるに助けられる。しかし、逃げ隠れた先で凶暴な犬と遭遇し、逆にえるが大ピンチ!?えるを助けるために将太は2段変身し、強烈な半獣身の狼男になる!!
となりの犬神くん(3)
犬神家の息子・将太は、セイファード魔界の魔王を父に持ち、狼に変身する獣人一族。その将太、える、藤原たち小学5年生も待望の夏休みに!将太は夏休みの自由研究の題材に昆虫採集を選ぶ。異世界へと通じる犬神家の押し入れから魔界へと出発した将太たちは、虫の森へと向かうが、そこには巨大化した蟻が待ち受けていた…!?
となりの犬神くん(4)
人間の世界と異世界の間に住み、いつかの日か人間と精霊、魔物が共存できるようにと願う犬神くんたち、魔族。ある日、仲良しのクラスメート・えるの家に遊びに来た犬神くん。二人は、えるの両親が出かけている間に、掃除、洗濯、夕ご飯の支度と、いろいろチャレンジするが犬神くんは失敗ばかり。そんな犬神くんに怒ったえるは…!?
となりの犬神くん(5)
美少年の転校生・龍王聖は、犬神くんと同じく魔族だった。聖は全魔界の支配者・魔帝王になるため犬神くんを倒し、セイファードの犬神家を失脚させようとする。そして聖は、魔族と心を通わせて何倍もの力を出せる特別な人間な、えるを利用し…。犬神くんと聖の壮絶な闘いが始まる!!
となりの犬神くん(6)
満月の夜、狼男である犬神くんは狼に変身し、一晩中町中を走り回る。そんな時、ある家の庭先に見たことがない美しい真っ白な犬が。ゆりこと名乗る白い犬と、時が経つのを忘れて遊び続けた犬神くんだが、朝を迎え、人間の姿に戻ってしまう。それを見たゆりこは、恐怖に身を震わせ…。
となりの犬神くん(7)
クリスマスが近づき、町はクリスマスムード一色! だが、そんな賑やかなムードとは裏腹に、犬神くんは何かに怯えていた…。それは、部屋のドアをどんなに頑丈にしても、ドアを破壊して入ってくるサンタクロース… ではなく、サタングロースと呼ばれる存在で!?
となりの犬神くん(8)
初めて節分を体験する犬神くんは、うれしさのあまり、本物の鬼を呼び出してしまった。その鬼に連れられ、犬神くんとえるは鬼の国へと。そこに現れたのは、鬼の王の娘・イバラ。彼女は鬼一族こそが最強と、犬神くんに裂斬鬼と闘うよう命じる。だが、裂斬鬼ばかりか、イバラまでも倒した犬神くんに、イバラは私の婿にすると宣言して…!?
タイム・マシン

タイム・マシン

発明家のジョンは、時間を旅する機械の開発を行っていた。模型による実験を経て、試行錯誤の結果、ついにタイム・マシンを完成させる。圧縮された時間のなかを順調に移動しているかに見えたが……。サイエンス・フィクションの巨人、H・G・ウェルズの代表作『タイム・マシン』を、原作の雰囲気そのままにコミカライズした良作。
八十日間世界一周

八十日間世界一周

精密機械のように几帳面な人間が80日間、1920時間で世界一周に挑む賭けに出た。失敗したら2万ポンドを失うフォグは、パスパルトゥーを旅の供に、イギリス・チャーリングクロス駅から蒸気機関車に乗るのだが……。ジュール・ヴェルヌの古典文学を、絶妙なテンポでコミカライズ。
鎧闘士 トーテツ

鎧闘士 トーテツ

人類が宇宙に棲み始めて幾千年、コロニーには神話が生まれていた。善と悪の心のバランス表示がマイナスを示し、その神話の存在である邪神の復活が危惧される中、邪神を封じる英雄神もまた、目覚めの時を迎えようとしていた…。そんな時、少年ユウが造ったマシンに付けた名は、英雄神の下僕で六神獣のトーテツ。邪神目覚めし時、六神獣の戦士もまた目覚める。彼がマシンにトーテツと名付けたのは、予言の現れなのか!?俊英たなかせいじが描くアクション巨編、開幕!
たなかせいじ短編集

たなかせいじ短編集

たなかせいじの未単行本化短編作品を収録した作品集第1弾は、歴史の闇に潜む“魔”の物語。仁平年間(1151年~1154年)、近衛天皇が病に伏し、病平癒の加持祈祷が行われているなか、帝に憑いた物の怪を討伐の命が下る…… 「鵺」のほか、少女の心に潜む闇を描いた「闇の呼び声」、中国史上、最初で最後の神権国家・殷に起因する“魔”の物語…… 「災いの血」の3篇を収録。