あらすじ

西暦2068年。月面につくられたアースライト居住区。世界各国から来た人々が科学技術の開発を行ない、地球と同様に国同士の対立が存在していた。いまや一部の人間の安住の地と化した月で、15歳のデーモン・コールは、開校したばかりの『アースライト・アカデミー』へ通うことに。新入りである上に母親が担任教師、父親が居住区の行政長官ということもあって、周囲にとけ込むのに苦労していた。ある謎めいた少女と仲良くなったデーモンは、その恋人と取り巻き達に目を付けられてしまう。そう、それは単なる度胸試しのはずだった。彼らに「男をみせろ」をけしかけられ、戸惑うデーモン。目標は潜入すると地球に強制送還されるという、天文台へ昇ることだった。まさかこのことで大きな陰謀に巻き込まれていくとは、誰も気づいていなかった…。大人たちの策略が渦巻くなか、懸命に生きる青年たちはいったい何を見るのか…!?
アースライト ― 閉ざされたセカイ。僕らのカクメイ。(1)

西暦2068年。月面につくられたアースライト居住区。世界各国から来た人々が科学技術の開発を行ない、地球と同様に国同士の対立が存在していた。いまや一部の人間の安住の地と化した月で、15歳のデーモン・コールは、開校したばかりの『アースライト・アカデミー』へ通うことに。新入りである上に母親が担任教師、父親が居住区の行政長官ということもあって、周囲にとけ込むのに苦労していた。ある謎めいた少女と仲良くなったデーモンは、その恋人と取り巻き達に目を付けられてしまう。そう、それは単なる度胸試しのはずだった。彼らに「男をみせろ」をけしかけられ、戸惑うデーモン。目標は潜入すると地球に強制送還されるという、天文台へ昇ることだった。まさかこのことで大きな陰謀に巻き込まれていくとは、誰も気づいていなかった…。大人たちの策略が渦巻くなか、懸命に生きる青年たちはいったい何を見るのか…!?

アースライト ― 閉ざされたセカイ。僕らのカクメイ。(2)

アースライト居住区を襲った未曾有の大危機。それはテロリストによる送電衛星の占拠だった。地球の主要都心に電力を供給するこの衛星を使って、テロリストは地球への攻撃を宣言し脅迫に出る。しかしアースライト司令部を驚愕させたのはその内容だけではなかった…。テロリストの正体に動揺を隠せない行政長官アーロン・コール。しかし彼はアースライト居住区のトップとして事態の沈静化へ向けて決然と行動を開始した!その頃、アーロンの息子デーモンは友人のニコライと共にアースライト居住区がおかしな状況に巻き込まれていることに気付き始めていた。そうして2人は居住区の発電所へ乗り込んでいく…。デーモンとアーロンはこの危機を乗り越えることができるか!?