あらすじ

逆東京でのげえむは、一対一で相手を戦闘不能にさせるか、フィールドの外に押し出すかで勝負を決める「おしくらまんじゅう」。対撃相手・モヒカンが彼の最強撃符「甲殻王」を出してきたのに対し、三志郎は初めて召喚する妖怪「狐飛輪」で対抗する。だが、狐飛輪の強力な“狐火”を受けても、甲殻王の堅いカラには全くダメージを与えられず…。
妖逆門 1巻

小さな島で生まれ育った三志郎は、現在小学5年生。だが、冒険家の父に憧れて、島の外に出たいと頼んでも、旅館を経営する祖父はいっこうに許してくれない。そんな夏休みの日、三志郎が島の脱出を計画していると、どこからともなく「冒険がしたいか?」という声とともに謎の男・フエが現れ、妖怪のげえむ「妖逆門」への参加を誘ってきて…。

妖逆門(2)

今回のげぇむは、棒(ビル)を倒して、下に埋もれた鐘を見つけること。10人中半数がクリアできるこの課題で、一人二人と合格者が出ていく中、三志郎は撃符妖怪・焔斬が言うことを聞いてくれず、スタートすら出来ない状態だった。元の世界に戻される事態だけは避けるべく、なんとかして焔斬を動かそうと三志郎がしっぽを引っ張った瞬間、焔斬が急に怒り出して…?

妖逆門(3)

逆東京でのげえむは、一対一で相手を戦闘不能にさせるか、フィールドの外に押し出すかで勝負を決める「おしくらまんじゅう」。対撃相手・モヒカンが彼の最強撃符「甲殻王」を出してきたのに対し、三志郎は初めて召喚する妖怪「狐飛輪」で対抗する。だが、狐飛輪の強力な“狐火”を受けても、甲殻王の堅いカラには全くダメージを与えられず…。

妖逆門(4)

逆東京タワーでの準々決勝に勝利して、見事ベスト4に進出した三志郎。一方、第2試合にはロンドンが現れ、大熊厳という少年と対決することに。実はこの少年、ロンドンの元バンド仲間で、以前よりかなり太ったために気付かなかっただけなのだが、「旧友でも手加減はしない」と互いに正々堂々と対撃を開始する。だが戦いの最中、大熊が意外な望みを持っていることが分かり…?

妖逆門(5)

妖怪城で、妖逆門誕生の秘密を知らされた三志郎。だがそこに、ねいどが現れて、妖怪城にいる妖怪は全て撃符にされてしまう。さらにねいどは逆日本を抜け出した三志郎に罰を与えようとするが、フエが身代わりとなって撃符に閉じこめられてしまう。残された三志郎は自分の非力さを悔やみ、妖怪たちを救出することを誓う…。