あらすじ

小銀心(おがねこころ)は高校一年生。勉強一筋で生きてきた。いじめっ子や不良に絡まれないように、細心の注意を払って慎重に、計算しながら…ある日の通学電車内で事件は起こる。心がひそかに想いを寄せていた同級生の女の子が、他校の不良たちに因縁をつけられたのだ。助けたくてもその勇気がない、そんな小銀心の胸中を見透かすかのように突如現れた、一人の老紳士!老紳士は小銀心のペンを取って、敢然と不良たちに立ち向かう…小銀心は決意する。「強くなりたい」と。そして、ペンから剣へ!男だったら“護る”ために強くなれ!!!「熱血!情熱フェンシング物語」、ここにスタート!!!
銀白のパラディン -聖騎士- 1巻

小銀心(おがねこころ)は高校一年生。勉強一筋で生きてきた。いじめっ子や不良に絡まれないように、細心の注意を払って慎重に、計算しながら…ある日の通学電車内で事件は起こる。心がひそかに想いを寄せていた同級生の女の子が、他校の不良たちに因縁をつけられたのだ。助けたくてもその勇気がない、そんな小銀心の胸中を見透かすかのように突如現れた、一人の老紳士!老紳士は小銀心のペンを取って、敢然と不良たちに立ち向かう…小銀心は決意する。「強くなりたい」と。そして、ペンから剣へ!男だったら“護る”ために強くなれ!!!「熱血!情熱フェンシング物語」、ここにスタート!!!

銀白のパラディン -聖騎士- 2巻

あらゆるものから逃げて生きてきた高校一年生の小銀心(おがねこころ)。ある日、剣の達人・紳志先生と出会った心はフェンシングに目覚めてしまう。まるで閉じ込められていた檻からから脱出したように、心は突き進んでいく!先生の一風変わった指導…中学時代フェンシング全国2位の花宮金剛(はなみやダイヤ)や剣道部のエース折目瑠璃(おりめるり)という仲間との出会い…心の熱情がはじける!!白聖高校フェンシング部設立…そして初めての対外試合へ…「熱血!情熱フェンシング物語」、第2巻はさらに熱い!!!

銀白のパラディン -聖騎士-(3)

逃げの人生を選んできた高校1年生の小銀心(おがねこころ)は、剣の達人・紳志先生と出会い、フェンシングにのめり込んでいく。「負ければ廃部」。初めての対外試合は心が戦う最終戦にまでもつれ込む。相手は強敵・財前大理。しかし試合中、心の前に難事が次々と立ちはだかる―――  過去を乗り越え、才能を開花し、熱き一撃を放て!! 「熱血! 情熱フェンシング物語」、第3巻はそれぞれの誇りが弾ける!!

銀白のパラディン -聖騎士-(4)

逃げの人生を選んできた高校1年生の小銀心(おがねこころ)は、剣の達人・紳志先生と出会い、フェンシングにのめり込んでいく――― 激闘! VS海世高校編クライマックス!! 心と大理、それぞれの思いが交錯し、ついに決着へ… さらに物語は新展開「レギュラー争奪戦編」へ突入! つかみ所のない少年・平子玉黄(ひらこたまき)が新たに入部し、心はレギュラーの座を脅かされる…! 「熱血! 情熱フェンシング物語」、第4巻は熱くたぎる展開!!

銀白のパラディン -聖騎士-(5)

逃げの人生を選んできた高校1年生の小銀心(おがねこころ)は、剣の達人・紳志先生と出会い、フェンシングにのめり込んでいく――― レギュラー争奪戦に急展開!! 謎の新部員・平子玉黄(ひらこたまき)の目的は、小銀心への復讐!? 2人の間に一体何が…? そしてついに心と平子はレギュラー争奪最終戦で相見えることに… 戦いの最中、2人の思いが交錯し、物語はクライマックスへと加速する―――! 「熱血! 情熱フェンシング物語」堂々の最終巻! 不器用な男達のそれぞれの生き様を見逃すな!!

銀白のパラディン -聖騎士-

「フェンシングは努力でなんとかなる」

銀白のパラディン -聖騎士- 岡啓介 太田雄貴
ひさぴよ
ひさぴよ

フェンシング銀メダリストの太田雄貴さん曰く、「フェンシングは努力でなんとかなる」スポーツなんだそうですが、このマンガではその言葉を体現するかのように、細身でガリ勉メガネの主人公が、ある日フェンシングをはじめて、その魅力に取り憑かれて強くなっていくという王道スポ根マンガです。剣道と似ているのに、汗臭い感じはないし、見た目にも華麗で映える競技だなーという印象ですね。 監修・太田雄貴だけあって、フェンシングをあまり知らない読者でも、読んでいくうちに何となくルールがわかるようになってます。「ガンバ! Fly high」と同じように、メダリストが監修することで、漫画がより面白くなり、読者が増えて競技人口も増えることを狙ってたと思います。人気が振るわず5巻で終わってしまいましたが…。絵はややクセ強ですが、1対1の心理描写だったり、王道の熱い展開を盛り上げるのが上手いです。特に終盤の心と平子のレギュラー争奪戦は、実力下位同士の戦いでありながら、感情を揺さぶられる試合でした。最後まで軸がブレずに走り抜けたことで、自分の中で、記憶に残るスポーツ漫画の一つとなりましたね。少年サンデーの連載で読んだっきりの人も、単行本でもう一度読めばさらに面白い作品だと思いますね。あと、「アイシールド21」みたいなノリが好きな人には特におすすめです。