あらすじバルセロナオリンピックのマラソンスタート前、総監督の船山(ふなやま)に呼ばれた一等賞(いっとう・しょう)は、勝(まさる)と中田(なかだ)を入賞させるために全体のペースを乱すラビットとして最初から飛ばすように言われる。そしてスタートと同時に全力疾走で飛ばした賞は、11キロ地点でクタクタになってペースダウンを……!?オリンピックで賞はメダルを獲得できるのか?賞の激走に感動が駆けぬける完結巻。