あらすじ

氷河(ひょうが)のエンペラーズに試合を申し込んだ文部瞬(ぶんぶ・しゅん)は、1回表の攻撃でホームランをかっ飛ばして1点を先取する。そして頼もしい助っ人・王(おう)選手を加えて1回裏の守備に回った瞬達だったが、ピッチャーの瞬は氷河に肩をつぶされたせいでボークとファアボールを連発し、氷河との初対決ではホームランを打たれてしまい……!?
ブンの青シュン! 1巻

亡き父の意志を継いで野球バカとしてトレーニングに励む少年・文部瞬(ぶんぶ・しゅん)の活躍を描いた熱血野球コミック。10歳の少年・文部瞬とその父・文太(ぶんた)は、親子そろって野球バカであり、グローブとボールを片手に野球の特訓に励む日々を送っていた。そんなある日、心臓病を患っていた文太は、巨人軍が練習していた多摩川グラウンドに乗り込み、瞬が見守る中、王(おう)選手と勝負をするのだが……!?

ブンの青シュン! 2巻

過酷な特訓のせいで肩をこわした文部瞬(ぶんぶ・しゅん)は、歩道橋から落ちて自動車に轢かれそうになった時に雨合羽を着た奇妙な男性に助けられるが、その男性の雨合羽の下がどうなっているのか興味津々になり、強引に雨合羽を脱がしてしまう。そして鋼鉄のギプスに身を包んだエンペラーズのキャプテン・氷河(ひょうが)が姿を現し、氷河に左肩を掴まれた瞬は、その怪力に肩を潰されてボールも握れなくなり……!?

ブンの青シュン! 3巻

氷河(ひょうが)のエンペラーズに試合を申し込んだ文部瞬(ぶんぶ・しゅん)は、1回表の攻撃でホームランをかっ飛ばして1点を先取する。そして頼もしい助っ人・王(おう)選手を加えて1回裏の守備に回った瞬達だったが、ピッチャーの瞬は氷河に肩をつぶされたせいでボークとファアボールを連発し、氷河との初対決ではホームランを打たれてしまい……!?

ブンの青シュン! 4巻

10対9で氷河(ひょうが)のエンペラーズに逆転した文部瞬(ぶんぶ・しゅん)は、氷河との最後の対決に全力投球で挑む。しかし氷河の打撃が連続ファールとなり、勝負がつかないと判断した瞬は、父との約束を破ってリストバンドを外す。そして驚異的な剛速球で氷河に勝利した瞬だったが、それを見た王(おう)選手は瞬の姿が心臓病で亡くなった父・文太(ぶんた)と重なって見えて……!?

ブンの青シュン! 5巻

中学生となって神城中野球部に入部した文部瞬(ぶんぶ・しゅん)は、その力投で関東大会の第三回戦進出を果たす。そんな瞬に目をつけた新聞記者・桜井(さくらい)は、ひょんなことから瞬が心臓病だと知り、病気に苦しみながらもそれを隠して野球へ打ち込む瞬を特ダネにしようと取材に力を入れる。そして野球に命をかけて取り組む瞬を見て涙が止まらない桜井は、黙っている事に耐えられず編集部に真実を告げようとするが……!?

ブンの青シュン! 6巻

神城中の遠足で、能天気な文部瞬(ぶんぶ・しゅん)が気に入らない不良少女・都(みやこ)は、奥の手である可愛い八重歯がある素顔を見せて瞬をトリコにしようとするが、逆に瞬のペースに振り回されてしまう。そこで瞬をギャフンと言わせたい都は、不良少女達を集めて野球チーム“スベタズ”を作り、神城中野球部へ試合を申し込んで……!?そして瞬に新たなる旅立ちが?野球バカを貫く瞬の姿に感動する完結巻。