漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作、いざ開幕。 秋山真之は、1905年の日本海海戦で帝政ロシアを相手に作戦参謀として活躍した名軍人である。だが、その幼少時代は赤貧にあえいでいた。父が愛媛の侍であったが明治になり失業。事業もうまくいかずに家計は火の車であった。真之も近所の商人の子弟にいじめられる毎日が続く…。 第一號「サムライノ子」第二號「急ガバ廻レ」第三號「負ケン気」第四號「石 垣」第五號「不思議少年ノボル」第六號「刀ノ時代」第七號「攘 夷」第八號「兄 上」第九號「ボッチャマ」第十號「初 戀(はつこひ)」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2001年21・22合併号~31号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。明治時代、材木商にして松山一の大金持ち、士族・白川家の嫡男・精一郎が真之の小学校に転校してきた。金の力で勢力を広げる精一郎に対し、真之は集団同士の戦いを申し込む。数で劣る真之たちはなんとか勝とうと奇策を考え付く。果たして、この戦いの行方は…!? 第十一號「真剣勝負」第十二號「狼 煙(のろし)」第十三號「捲土重来(けんどちょうらい)」第十四號「青 雲」第十五號「飛 翔」第十六號「置イテケボリ」第十七號「別 レ」第十八號「ドン底」第十九號「出 立」第二十號「簡素生活」第二十一號「横 濱(よこはま)」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2001年32号~43号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。真之も15歳になり松山中学を中退し、東京の共立学校(現:開成中学校・高等学校)に通うことになった。そこには、同郷の友人・正岡子規や、のちの博物学者・南方熊楠がおり、英語教師はのちの総理大臣・高橋是清であった。この環境で真之は着々と成長していくのであった。第二十二號「大 器」 第二十三號「不潔少年 熊楠(くまぐす)」 第二十四號「快喜!ダルマ男の酒宴」 第二十五號「骨 太」 第二十六號「一 喝」 第二十七號「夷 狄(い てき)」 第二十八號「自立自尊」 第二十九號「大相撲」 第三十號「餞 別(せんべつ)」第三十一號「前 途」第三十二號「甲申政変(カプシンチョンピョン)」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2001年44号~202年6号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。真之は兄・信三郎(のちの陸軍大将、秋山好古)の家に居候をさせてもらっていた。そして17歳になり東大予備門(東京大学に入学する全生徒に対する基礎教育・語学教育機関)に入った頃、幼少時のライバル・白川精一郎がやってきて同居することになる。果たして、二人の心情はいかに…。第三十三號「策 士」 第三十四號「袁 世凱(えんせいがい)」 第三十五號「明 日」 第三十六號「敗 走」 第三十七號「道 標」 第三十八號「自 立」 第三十九號「無銭旅行」 第四十號「友」第四十一號「洋 行」第四十二號「嗚呼(ああ) 海軍兵学校」第四十三號「肉体的指導」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2002年7号~17号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。竹馬の友・のぼる(のちの正岡子規)と同居し、東大に通っていた真之であったが、学業よりも西洋に行きたいと思うようになる。そして、ついに真之は東大を退学し海軍兵学校に入ることにした。だが、そこでは地獄の特訓が待っていた!第四十四號「鬼 貫太郎(おにかんたろう)」 第四十五號「武 士(もののふ)」 第四十六號「魁(さきがけ)」 第四十七號「明治十九年ノ蹴球(フットボール)」 第四十八號「闘 志」 第四十九號「責 務」 第五十號「落 水」第五十一號「忠 君」第五十二號「挺 身」第五十三號「ホトトギス」第五十四號「船 影」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2002年18号~29号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。海軍兵学校を首席で卒業した真之は、練習艦・比叡に乗船し、トルコ軍艦・エルトゥールル号が和歌山沖で座礁した時の生存将兵69名を乗せ、トルコまでの遠洋航海に出ることになった。初めて見る海外、トルコ人との交流を経て、真之は何を思ったのか…。第五十五號「双頭の鷲(わし)」 第五十六號「訪日歓迎、露国皇太子」 第五十七號「大和魂」 第五十八號「国家100年の計」 第五十九號「立憲国家の夜明け」 第六十號「父 上」第六十一號「威 嚇(いかく)」第六十二號「和 戦」第六十三號「寸 鉄」第六十四號「丹田(たんでん)」第六十五號「文 壇」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2002年30号~36・37合併号、39~42号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。イギリス客船と日本の水雷砲艦・千島が衝突し、千島が沈没、74人が死亡した。自分が不治の病・結核にかかっていることを知った正岡子規は東大を辞め、日本新聞社の記者になっていた。そして、その初仕事がこの事故の記事執筆でだった。不平等条約で損害賠償もできない日本の状況を子規はどう描写するのか…。第六十六號「小説家 正岡子規(まさおかしき)」 第六十七號「千島探検」 第六十八號「落 伍」 第六十九號「霧の中」 第七十號「初 陣」第七十一號「不平等条約」第七十二號「鴻鵠(こうこく)の志」第七十三號「足尾銅山」第七十四號「鉱 毒」第七十五號「艦隊運動」第七十六號「芋」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2002年43号~2003年1号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。明治26年、真之は新造軍艦・吉野を受領するため、イギリスに行くことになった。そして、ロンドンの地で学生時代の友人・南方熊楠と8年ぶりの再会を果たすのだった。進むべき道は違うものの、尊敬しあっている二人はともに酒を酌み交わすのだった…。第七十七號「固 陋(ころう)」 第七十八號「敬天愛人」 第七十九號「再 会」 第八十號「尊 厳」第八十一號「公 試」第八十二號「杞憂(きゆう)」第八十三號「壮 士(そうし)」第八十四號「人乃天(ひとすわなちてん)」第八十五號「谷 干城(たにたてき)」第八十六號「キーパーソン」 第八十七號「シベリア単騎横断」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2003年2号~14号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。新造軍艦・吉野に乗船し、無事、横須賀に戻ってきた真之は、東京で実兄・好古と久しぶりに対面することになる。学費などで多大な支援を受けた好古に頭が上がらない真之が緊張しながら部屋に入ると、そこには頭に毛が1本も生えていない強面の陸軍大尉がいた。彼は一体…。第八十八號「東洋三和」 第八十九號「暗 殺」 第九十號「画 策」第九十一號「再 会」第九十二號「輔国安民(ほこくあんみん)」第九十三號「折 衝(せっしょう)」第九十四號「出 兵」第九十五號「上陸」第九十六號「百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)の一歩」 第九十七號「日清共同朝鮮内政改革案」 第九十八號「悄 然(しょうぜん)」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2003年15号~17号、19号~27号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。朝鮮をめぐり、日本と清国が対立していた。そして、明治27年7/25、世界史上初めての蒸気鉄甲船同士の海戦が始まる。当初、清国の誘いに乗り全弾発射をした日本の連合艦隊はその爆煙であたりが見えなくなっていた。それを見透かしたように清国軍艦・広乙が特攻を仕掛けてくる。この攻撃をかわせるのか…!? 第九十九號「連合艦隊」 第百號「日朝一日戦争」第百一號「連合艦隊出動セヨ」第百二號「戦闘速度」第百三號「弾 雨」第百四號「広 乙(こうおつ)」第百五號「遭 遇」第百六號「罠」 第百七號「英国船籍清国兵輸送船」 第百八號「決 断」第百九號「高陞号(こうしょうごう)事件」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2003年28号~39号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。 朝鮮に駐留している清国軍を排除しようと動き出す日本陸軍。そして、最初の戦い「安城渡の戦い」が始まった。民家で待機していた清国軍に奇襲を受けた日本陸軍だったが、それでも突撃ラッパを吹きならし突撃を始まるのだった。勝者どちらだ!? 第百十號「木口小平(きぐちこへい)」第百十一號「強行軍」第百十二號「責 任」第百十三號「四面楚歌」第百十四號「初 陣」第百十五號「ラッパ」第百十六號「吹 鳴(すいめい)」第百十七號「ラッパ手たちの朝」第百十八號「成歓(ソンファン)の戦い」第百十九號「帝の憂い」 第百二十號「斥 候(せっこう)」 初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2003年40号~50号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。明治27年8/1日本と清国は宣戦布告し、交戦状態になった。陸軍は清国軍がこもる平壌を包囲し、海軍は陣営を整えつつあった。だが、清国海軍は当時最強と言われていた戦艦・定遠、陳遠を含む27隻、かたや日本の連合艦隊は18隻しかなかった…。第百二十一號「海上権」第百二十二號「元老、立つ。」第百二十三號「技術屋魂」第百二十四號「宴のあと」第百二十五號「虎口の猛虎たち」第百二十六號「国家戦時体制」 第百二十七號「作戦会議」 第百二十八號「平壌(ピョンヤン)包囲作戦」第百二十九號「野津道貫(のづみちつら)」 第百三十號「包囲作戦」 第百三十一號「最強の誉(ほま)れ」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2003年51号~2004年11号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。平壌駐留清国軍司令官・葉志超は、突撃してくる日本軍に対し、隠し陣地で対抗した。鉄壁の守りで陣地を死守し、日本兵に多大なる犠牲を強いている。是が非でも平壌を落とさなければならない日本軍はある作戦を決行する。その作戦とは…!? 第百三十二號「伏 兵」第百三十三號「砲兵前進」第百三十四號「劣 勢」第百三十五號「黄馬褂(ホァンマコ)」第百三十六號「立見尚文(たつみなおふみ)」 第百三十七號「第五師団主力」 第百三十八號「反 撃」第百三十九號「平壌の決戦」 第百四十號「国民国家」 第百四十一號「乾坤一擲(けんこんいってき)」第百四十二號「玄武門一番乗り」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2004年12号~22・23合併号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。 平壌包囲戦はまだ続いている。牡丹台陣地を奪った日本軍であったが、その奥にはより堅牢な乙密台陣地があり、そこから激しい攻撃が続いていた。そして膠着状態に陥っていた前線だったが、清国将軍たちの仲たがいから一気に戦局が動く。果たして勝つのはどっちだ!? 第百四十三號「焦 燥」第百四十四號「大清帝国忠智の士たち」第百四十五號「血染めの黄馬褂(ホァンマコ)」第百四十六號「士 気」第百四十七號「白 旗」第百四十八號「小乳纛(チョッペキ)岬」第百四十九號「縦陣と横陣」第百五十號「海上波穏(おだ)ヤカ、頗(すこぶ)ル視界良好」第百五十一號「恐 怖」第百五十二號「北洋水師の陣容」第百五十三號「坪井航三(つぼいこうぞう)」 初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2004年24号~34号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。陸の戦いは決し、平壌を捨てた清国軍は鴨緑江まで撤退した。だが、まだ海での戦いが残っている。明治27年9/17、日本の連合艦隊はついに清国艦隊と会敵する。日本軍12隻対清国軍10隻と数では日本軍の方が上だったが、清国軍は大型艦が多く艦隊戦では有利であった。第百五十四號「薩摩の若造」第百五十五號「黄海海戦、開戦」第百五十六號「東方の微風」 第百五十七號「撃たずに我慢」 第百五十八號「坪井航三と高杉晋作」第百五十九號「砲撃開始」 第百六十號「午後零時58分」 第百六十一號「小笠原長生(おがさわらながなり)と八代六郎(やしろろくろう)」第百六十二號「午後1時9分」第百六十三號「マストに上った報道記者」第百六十四號「櫻井規矩之左右(さくらいきくのすけ)の苦悩」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2004年35号~46号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。日本軍12隻対清国軍10隻で始まった黄海海戦。当初、日本の旧型艦で速力が遅い赤城、比叡が狙われ、大損害を受ける。その頃、主力部隊は高速力が故に戦線を離れつつあった。果たして、大群に囲まれた赤城、比叡の運命は…!? 第百六十五號「櫻井規矩之左右の決断」第百六十六號「両艦隊の間合い」 第百六十七號「比叡・敵中突破へ!!」 第百六十八號「満身創痍、比叡」第百六十九號「坂元八郎太と佐藤鉄太郎」 第百七十號「佐藤鉄太郎号泣す」 第百七十一號「佐藤鉄太郎艦長代理」第百七十二號「軍艦旗を掲げろ!」第百七十三號「日本艦隊の三領袖(さんりょうしゅう)」第百七十四號「第一游撃隊再び十六点大回頭」第百七十五號「“我ガ舵ニ故障アリ”」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2004年47号~2005年2号、7号、8号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。赤城は艦長戦死、代理艦長である航海長・佐藤鉄太郎が負傷し、代わりを松岡修蔵大尉が指揮を執っていた。そんな赤城に敵艦・来遠が体当たり攻撃を仕掛けてきた。激突すれば間違いなく沈没する赤城に奇跡が起こった! その奇跡とは…!? 第百七十六號「鉄太郎の機転」 第百七十七號「『西京丸』に魚雷接近!」 第百七十八號「樺山資紀(かばやますけのり)の走馬燈」第百七十九號「樺山資紀の走馬燈その2」 第百八十號「近距離集中砲撃!」 第百八十一號「轟 砲」第百八十二號「『済遠(さいえん)』の独断行動」第百八十三號「方 伯謙(ほうはくけん)の逃げる計画」第百八十四號「艦隊温存策と艦隊決戦策」第百八十五號「『松島』に30.5センチ砲命中!」第百八十六號「軍艦『松島』ノ左舷大破ス!」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2005年9号~19号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。連合艦隊主力は清国軍主力の定遠、鎮遠に集中攻撃をかけ、火災を発生させる。だが、連合艦隊旗艦・松島に敵・鎮遠の主砲が命中し、大破してしまう。戦いは混迷を極めたその時、敵の戦艦・済遠の艦長・方伯謙がある重大な決断を下す。果たして、その決断とは…!? 第百八十七號「『定遠(ていえん)』炎上シ活動ヲ停止ス!」 第百八十八號「『勇敢なる水兵』死す!」第百八十九號「愛国心と歴史認識」 第百九十號「坪井航三が方 伯謙を褒める理由」 第百九十一號「薩摩示現流(じげんりゅう)の精神」第百九十二號「重大な決断」第百九十三號「翌9月18日」第百九十四號「黄海海戦は大勝利であるか?」第百九十五號「秋山真之(あきやまさねゆき)の戦評」第百九十六號「方 伯謙の責」第百九十七號「日本艦隊再編成」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2005年20号~28号、30号~32号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。平壌包囲戦、黄海海戦ともに大勝した日本軍は次の目標を定めた。それは鴨緑江にいる清国陸軍を叩くとともに遼東半島の要衝・大連、旅順を奪取することだった。西洋列強が介入してくる前にこれらの作戦を完遂しなければならない。果たして、準備は無事進むのか!? 第百九十八號「明治天皇、戦勝に喜ぶ」第百九十九號「『と金』號」 第二百號「乃木希典(のぎまれすけ)」 第二百一號「石原莞爾(いしはらかんじ)」第二百二號「揚陸地点」第二百三號「大山 巌(おおやまいわお)と西郷隆盛・従道」第二百四號「大英帝国と陸奥宗光(むつむねみつ)」第二百五號「日本の考える講和3案」第二百六號「井上 馨(いのうえかおる)」第二百七號「朝鮮の改革」第二百八號「目標、花園口(はなぞのぐち)」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2005年33号~39、41、42、44、45、47号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。日本陸軍第一軍(司令官・山県有朋大将)は鴨緑江を渡河し、対岸の清国軍を全滅させようと行動を開始する。また、第二軍(司令官・大山 巌)は旅順、大連を獲るために遼東半島の花園口に上陸するのだった。果たして、清国軍はどう動くのか…!? 第二百九號「義州での攻防」 第二百十號「花園口へ出発」 第二百十一號「花園口上陸」第二百十二號「葉 志超(ようしちょう)と衛 汝貴(えいじょき)」第二百十三號「鴨緑江(おうりょくこう)渡河作戦」第二百十四號「鴨緑江渡河作戦 その(2)」第二百十五號「鴨緑江渡河作戦 その(3)」第二百十六號「鴨緑江渡河作戦 その(4)」第二百十七號「鴨緑江渡河作戦 その(5)」第二百十八號「鴨緑江渡河作戦 その(6)」 第二百十九號「鴨緑江渡河作戦 その(7)」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2005年49号~2006年1号、3・4合併号、7号、8号、10号、11号、13号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作。鴨緑江渡河作戦は双方の勇戦で膠着状態に陥った。にもかかわらず日本軍はたびたび無謀な突撃を命じ、兵数を減らしていく。このままでは勝ち目がない。そんな時、名参謀・立見尚文少将が動き出す。果たして、勝敗はどちらの手に…!? 第二百二十號「鴨緑江渡河作戦 その(8)」 第二百二十一號「鴨緑江渡河作戦 その(9)」第二百二十二號「鴨緑江渡河作戦 その(10)」第二百二十三號「鴨緑江渡河作戦 その(11)」第二百二十四號「鴨緑江渡河作戦 その(12)」第二百二十五號「鴨緑江渡河作戦 その(13)」第二百二十六號「鴨緑江渡河作戦 その(14)」第二百二十七號「鴨緑江渡河作戦 その(15)」第二百二十八號「持久戦へ」 第二百二十九號「金州攻略」第二百三十號「小村寿太郎(こむらじゅたろう)」初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2006年14号~23号、25号、26号
漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作、ついに完結。鴨緑江渡河作戦を成功させた第一軍は奉天で再度清国軍と相対す。そこには、真之の兄・秋山好古の姿があった。一方、第二軍は難攻不落の要塞・旅順攻略を目指す。だが、案の定、苦戦を強いられ、全滅の危機に陥った。果たしてこの勝負の行方は…!? 22巻にも及んだ「日露戦争物語」、ここで「完」。第二百三十一號「井上 馨(いのうえかおる)」第二百三十二號「奉天(ほうてん)を衝(つ)く。」第二百三十三號「山潤堡(さんじゅんほ)」第二百三十四號「旅順(りょじゅん)棄(う)つべきか?」第二百三十五號「秋山好古(あきやまよしふる)の誤算」第二百三十六號「原因は歩兵か騎兵か。」第二百三十七號「講和への思惑」第二百三十八號「独断専攻」 第二百三十九號「旅順侵攻」第二百四十號「旅順陥落」 第二百四十一號「講和と三国干渉」【最終話】 初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2006年27号、28号、31号~40号