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高校のブラスバンドでフルートを吹く蚕影恭子の家には変わった絵柄の欄間を四方に飾る部屋があった。恭子の祖父は「家を壊してはならん」と言っていたが、祖父が亡くなったとたん恭子の両親は家を取り壊すことに。解体工事中に出てきた「霞の竜笛」と書かれた古い横笛を恭子が吹いてみると、竜笛の精霊を名乗る美青年が現れ――!?前後編前編。(40P)(この作品はウェブ・マガジン：ホラー シルキー Vol.37に収録されています。重複購入にご注意ください。)
蚕影恭子の解体中の生家から出てきた「霞の竜笛」と書かれた古い横笛を吹くと、竜笛の精霊和丸を名乗る美青年が現れた。彼は蚕影家の欄間が無くなって厄介なものが放たれた、蚕影の血を引く者は襲われるからその時は自分を呼んで口吸いの誓約を結べと言い残す。戸惑う恭子だったが、同級生の母親が謎の「虫」に襲われて――!?前後編後編。(46P)(この作品はウェブ・マガジン：ホラー シルキー Vol.38に収録されています。重複購入にご注意ください。)
