あらすじ

因縁の緑北シニア(1年生)に勝利を飾った緑南。しかし、敗者である緑北の時期エース・服部優吾には過酷な運命が待っていた。見かねた凛は服部に手を差し伸べるが……!?そして、緑北と緑南、両チームが雌雄を決する夏の全国大会までいよいよあと一ヵ月。ナインに一人足りないままの緑南の前に、新たな仲間候補が現れる。それは、安永俊人(やすながとしき)、やっちんの弟だった──!?
打撃王 凜 1巻
「俺は日本一の投手になるから、お前は日本一の打者になれよ!」転校続きのいじめられっ子、中村凛の人生を変えた運命のホームラン。6年前にやっちん(安永隼人)と交わした約束を信じて、凛は思い出のグラウンドに帰ってきた。が、再会したやっちんはチームメイトの裏切りにあい、すっかり変わっていた……。「かつての名門」緑南シニアの奇跡が始まる!全ての野球少年に勇気と希望を贈る、夢のホームラン伝説、ここに開幕!
打撃王 凜 2巻
チームメイトの裏切りにあい、野球をなかばあきらめかけていた友、やっちん(安永隼人)のため、凛は勝負を挑む!相手はやっちんを見捨てて、緑北シニアに移籍した強打者・寺嶋。そんな凛のひたむきな姿に、やっちんは次第に野球への情熱を取り戻す。そして、凛&やっちんの黄金バッテリーが完成し、猛練習に励む緑南に初の練習試合がやってきた。相手はなんと因縁の緑北シニア(1年生)!?いざ、試合開始!
打撃王 凜 3巻
因縁の緑北シニア(1年生)に勝利を飾った緑南。しかし、敗者である緑北の時期エース・服部優吾には過酷な運命が待っていた。見かねた凛は服部に手を差し伸べるが……!?そして、緑北と緑南、両チームが雌雄を決する夏の全国大会までいよいよあと一ヵ月。ナインに一人足りないままの緑南の前に、新たな仲間候補が現れる。それは、安永俊人(やすながとしき)、やっちんの弟だった──!?
打撃王 凜(4)
シニア日本一を決める、日本選手権予選・夏季関東連盟大会が始まった!1回戦の相手は強敵・桐生西シニア!しかし、控え室でチームの紅一点・後藤を侮辱され、怒りに燃える緑南が猛攻撃を開始。1回表、早くも先制点を挙げる。落ちこぼれの集まりと侮っていた緑南に先制され、頭に血ののぼった桐生西・円谷(つぶらや)は、計略を練る。9人ぎりぎりの緑南、「もしも万が一」試合中のアクシデントで一人でも退場したら……?
打撃王 凜(5)
夏季関東連盟大会1回戦で、桐生西シニアを5回コールドで下した緑南。2回戦の相手は、やっちんと並ぶと称される剛球左腕のエース、稲葉龍太郎率いる浜松中央シニア。やっちんが肘の痛みで先発できず、投手・服部で試合はスタート。1回表、早くも緑南に劣性ムードが漂う。しかし、4番・凛の放った超特大投手フライが稲葉を震撼させる。バットをつきつけた凛、稲葉に宣戦布告!暴君・稲葉の裏の裏をかき、緑南の反撃が始まる!
打撃王 凜(6)
剛球左腕・稲葉の渾身のストレートを、凛が特大ホームランを放ち、緑南が勝利をもぎ取った夏季関東連盟大会2回戦。波に乗り、3回戦をも突破する緑南だが、その目に映るのは、宿敵、最強軍団・緑北。キャプテン・やっちんとの約束を破り、緑北へ移籍した裏切り者たちは、いまや完全無欠の常勝軍団となっていた。圧倒的な実力の差を見せつけられた緑南ナインは……!?
打撃王 凜(7)
圧倒的な緑北の実力に対抗すべく、猛特訓を開始した緑南。そしていよいよ夏季関東連盟大会5回戦、いざ緑北との決戦の舞台へ──!そんな時、緑北の主砲・寺嶋と偶然出会った凛に、衝撃の真相が明かされる!一年前、やっちんの信頼を裏切り、絶望のドン底へ陥れた緑北移籍事件。その中心人物・寺嶋の口から語られたのは……?緑北VS緑南、両者決戦の刻(とき)が、ついに幕を開ける!!
打撃王 凜(8)
ついに始まった緑南シニアVS緑北シニア戦!1回表、やっちんと寺嶋の対決は互角に終わるが、1回裏、緑北の油断をつき、さらに凛の粘りのバッティングで緑南が2点を先制!しかし、控え投手を降板させ、マウンドに立ったのは、エース・中根雄翔。その恐るべき能力を緑南ナインに見せつける!譲らぬ両エース!打ち崩すのは寺嶋か、それとも凛か!?そして、やっちんと寺嶋の直接対決の行方は……?
打撃王 凜(9)
緑南シニアVS緑北シニアの大一番もいよいよ終盤戦に突入!6年前の約束を果たすため、約束を信じ続けてくれた凜に恩返しするため、右肘の痛みに耐え快投を続けるやっちん。「あいつなら何とかしてくれる」──。3-3で迎えた6回裏、やっちん執念の二塁打で出塁。絶好の勝ち越しのチャンス到来、勝利へのバトンは受け取った!!バッターは4番・仲村凜。ここで打たなきゃ男じゃないぞっ!
打撃王 凜(10)
限界はとうに越えた!!軋み続けたヒジは、もう悲鳴をあげる事すらできなくなった──。それでもエース・やっちんは、あと一つのアウトを取るため、マウンドに立ち続ける。チームの勝利のため、因縁を振り払うため、そして何より凜との約束のため……。日本一の打者・寺嶋武則に投じる、日本一の投手・安長隼人、運命の一球は──!?エース・やっちんの馳せる想い、爆ぜる執念!因縁の決戦、最高潮!!
打撃王 凜(11)
リトルシニア最終回である7回、絶対絶命の4点差。二死から、“女は度胸”の後藤晶が意地の出塁。首の皮一枚繋がった緑南シニア。「絶対に僕まで廻して。僕自身のバットで借りを返したいんだ」凜に託されたバットは、再び凜の打席で返す事ができるのか──!?高野、猫間、そしてやっちん。凛の悲痛な願いを叶えるため、緑南ナインがひとつに!ドラマはまだ終わらない!!緑南VS緑北戦最高潮!
打撃王 凜(12)
最終回2死1、2塁で2点差、一打逆転サヨナラで迎えた凜の最終打席。一度は敬遠を選ぶ緑北エース・雄翔だったが、チームメイトと共に選んだ“答え”は真っ向勝負――外角低めいっぱいの直球だった!泣いて、笑って……みんなといた日々は永遠に……。シニア日本一を決める『日本選手権予選・夏季関東連盟大会』5回戦、ついに決着の時!中学生編、堂々の完結!!
打撃王 凜(13)
甲子園で「日本一の投手と打者」として再会することを誓い、違う道を歩み始めた凜と安長。時は流れ、高校生になった凜を待っていたのは、新設・常盤崎高校野球部への熾烈な“入部争い”だった!全国から集まった猛者達53人を前に凜は――!?18人のレギュラーの座を懸けた過酷な入部テストに、凛、まさかの脱落。「失格だ。グラウンドから失せろ」監督の無慈悲な指示に凛は──!?高校野球編、ここに開幕!!
打撃王 凜(14)
1次テスト失格ながら、雑用係として野球部の寮に住むことを許された凜と勇。しかし、毎日雑用に追われる上にグラウンドへの立ち入りは禁止、練習場所すらない状況。八方塞がりの中、闇夜の晩に凜が見つけた場所は!?そして、凜達同様に再起を懸けて残った者達が現れる。新たな出会いがもたらすものは……?開催されるレギュラー争奪野球大会、驚くべき凛のチームメイトが明らかに!
打撃王 凜(15)
強烈な個性派ぞろいの雑用係6人をまとめるため、キャプテンをかけた勝負を始めた凛と勇のバッテリー。だが、意外な曲者・柳彦麿呂の勝利で、決着がついてしまう。新キャプテンとなった彦摩呂だが、最初に凛に告げたのは「捕手失格」という衝撃の一言。彦摩呂の命令により、キャッチャーから下ろされてしまった凜は……?波乱含みの中、ついにレギュラーの座を懸けた“2次試験”が始まる!!
打撃王 凜(16)
強打・寺嶋VS堅守・雄翔!?レギュラーの座を懸けた「2次試験」。新キャプテン彦摩呂の命令で、捕手から降ろされ、慣れないポジションに苦しむ凛。1回戦は、凜達Dチームが稲葉率いるCチームに勝利し、幕が下ろされた。続く2回戦は寺嶋率いる“攻”のAチーム対雄翔率いる“守”のBチーム。最強の“矛”と“盾”を持つ両チーム、上回るのは――!?2大“ドリームチーム”激突!
打撃王 凜(17)
憧れの“聖地”へと少年達が疾走り出す――!!甲子園に向けた激烈なレギュラー争奪戦も、ついに決勝戦。1回表が終わり、寺嶋の“不動の構え”の前に、2点を先制されてしまった凜達Dチーム。Aチーム・葛西による「現代の魔球」ナックルボールの前に、圧倒的不利な状況下、凛達に逆転の手はあるのか――!?目指すは日本一の打者(バッター)!連載6年に及ぶ本格野球漫画、仲村凜ホームラン伝説、ここに完結!!
鉄の王

鉄の王

日向鉄雄(ひゅうが・てつお)16歳は、まっすぐに生きてきた。盟友の草薙樹(くさなぎ・いつき)とふたりで生きてきた。困った人を見ると、ほっておけない性格で、そのせいで変な目に遭うことも多いけど、まあ、楽しく生きてきた。その鉄雄の人生が暗転するとき、突如、左手に異変が起きる。いやおうなく、巨大な暴力を手にした鉄雄。それは、天地を揺るがす宿命の戦いの幕開けだった……!!今、その手に、神が宿る。