あらすじ

突如ウガリットに現れる魔物の群れ。旧王朝復活をもくろむアブドル・ラフマーンは得意の超能力で怪物どもをバッタバッタとなぎ倒す――鮫(クライシュ)の鷹と呼ばれた男“今にして世界の運行の秘密を知った気がした”
アラビアンナイト(1)

契約者(カイン)はお前なのだ――契約者はバアルの力を持ちアナトと共に復活する。繁栄を誇ったウマイヤ王朝が亡び、一人の王子が逃走するとき、古代オリエントの神々が動きだす。劇画村塾出身の作者が壮大なスケールで描く歴史ロマンついに登場!!紀元570年、ホラサーンを中心に起こった反乱の為、90年間続いたウマイヤ朝はアッバース朝に取って変わられた。アッバースはウマイヤを根絶やしにしようとウマイヤの一族を容赦なく迫害していった…。ウマイヤ朝10代目教主ヒシャームの孫、クライシュの鷹と呼ばれたアブドル・ラフマーンも、弟アジスと共に逃亡生活を送っていた…

アラビアンナイト(2)

突如ウガリットに現れる魔物の群れ。旧王朝復活をもくろむアブドル・ラフマーンは得意の超能力で怪物どもをバッタバッタとなぎ倒す――鮫(クライシュ)の鷹と呼ばれた男“今にして世界の運行の秘密を知った気がした”

アラビアンナイト(3)

神の国への扉あらゆる時、あらゆる場所に通じ、運命を告げる鳥は全ての扉を知っている――恋におちたアブドル・ラフマーン。迫りくるアブー・ジャアファルの刺客たち。そのとき女神アナトは…