不登校となっていた男の子・妃宮千早は、母親の意向により、お嬢様学校・聖應女学院に女装して通うことになってしまった。はじめは戸惑っていた千早も、女子校のやさしい雰囲気のなか、しだいに笑顔を取り戻すようになっていくが――。
聖應女学院に女装して通っていた千早は、やさしい雰囲気のなか、笑顔を取り戻しつつあった。しかし、油断した一瞬のスキに、いちばんの友人である七々原薫子に自分の正体がバレてしまう――!
とまどいながらも共に手を取り合い「2人のエルダー」として歩んでいく千早と薫子の行先は果たして――。