あらすじ

第13話 燭之渦(七)白い鳥と男【後編】始皇帝を暗殺する手練れを見つけるべく、力自慢の猛者たちを競い合わせる張良。なかなかこれはという人物が見つからず諦めかけていたその時、一人の男が空気を一変させる。その圧倒的な戦闘力はおよそ人とは思えぬものだった。歴史の闇に生きたダークヒーローが現代によみがえる! 刮目のヒストリカルダークファンタジー!!
時渦1巻

第1話 蝉の渦(一)天下の敵 人類史上初めて中国全土を統一した「秦」の始皇帝は、「不老不死の術」を探すようある男に厳命する。名は市郎(しろう)。それはけして歴史の表舞台には立つことのないダークヒーローが誕生した瞬間だった。ヒストリカルダークファンタジー開幕!!

時渦2巻

第2話 蝉の渦(二)雨の味 古代中国「秦」の時代。始皇帝の命で「不老不死の術」の秘密をさぐっていた市郎は、万里の長城で石工の易(えき)という男に目をつける。易は流行り病でも死ななかったといういわくつきの男で、しかも朝廷の人間しか知りえない重大な秘密を抱えていた。歴史の闇に生きたダークヒーローが、現代によみがえる! 刮目のヒストリカルダークファンタジー!!

時渦3巻

第3話 蝉の渦(三)骨牌「不老不死」を望む秦の始皇帝は、方術士の市郎にその秘密をさぐるよう厳命。市郎は万里の長城で不老不死の秘密を知っている易という石工に出会う。秦に恨みを持つ易は一切の協力を拒否。市郎は易の口を割らせるために悪魔的交渉をもちかける。歴史の闇に生きたダークヒーローが、現代によみがえる! 刮目のヒストリカルダークファンタジー!!

時渦4巻

第4話 蝉の渦(四)悪魔との取引き男たちはたった二人で万里の長城を破壊しようとした。一人は祖国を滅ぼした秦への復讐のため。一人は「不老不死の術」を手に入れるため。その結末を知っていたら彼らはその手をとめただろうか。歴史の闇に生きたダークヒーローが、現代によみがえる! 刮目のヒストリカルダークファンタジー!!

時渦5巻

第5話 蝉の渦(五)最も輝く星万里の長城が崩れ落ちる中、市郎は夢をみる。この世界を統べる絶対的権力者「秦の始皇帝」に最愛の人を奪われる夢を。そしてそれはまごうことなき現実。「不老不死の術」を手に入れるまで、恋人は市郎のもとには永遠に戻れない。歴史の闇に生きたダークヒーローが、現代によみがえる! 刮目のヒストリカルダークファンタジー!!

時渦6巻

第6話 蝉の渦(六)殻市郎の思惑通り、万里の長城は崩壊した。だが「不老不死の術」の秘密を知っている石工の易も、その巻き添えで死んでしまう。「不老不死」の手がかりを失いすべてを諦めかけた瞬間、易の死体に異変が起こる。歴史の闇に生きたダークヒーローが、現代によみがえる! 刮目のヒストリカルダークファンタジー!!

時渦7巻

第7話 燭の渦(一)月の崇拝者万里の長城が崩壊し異民族の脅威にさらされた帝国「秦」。大将軍・蒙恬(もうてん)はその討伐に乗り出すが、都・咸陽はがら空きになってしまう。それは国家転覆を目論む「反秦」一派にとってまたとない好機だった。歴史の闇に生きたダークヒーローが現代によみがえる! 刮目のヒストリカルダークファンタジー!!

時渦8巻

第8話 燭の渦(二)初めての満月帝国・秦を滅ぼすのに必要な「ある物」を奪うため都に潜入した「反秦」集団と傭兵の力士(リシ)。だが、罠にかかり全員死亡。力士も例外ではなかった。その身に異変が起きるまでは。歴史の闇に生きたダークヒーローが現代によみがえる! 刮目のヒストリカルダークファンタジー!!

時渦9巻

第9話 燭の渦(三)復讐の契機打倒・秦帝国を志す「反秦」集団。その中心にいるのは亡国「韓」の元貴族・張良(ちょうりょう)だった。そんな張良のもとに不死身の怪物・力士(リシ)が現れる。招かれざる客か、唯一無二の味方か。張良VS.力士、開演!!歴史の闇に生きたダークヒーローが現代によみがえる! 刮目のヒストリカルダークファンタジー!!

時渦10巻

第10話 燭之渦(四)運命の人力士(りし)は張良に秦を打ち倒す切り札をもたらした。運命を感じた張良は力士を仲間に引き入れようとする。巨大な野心を秘める張良の誘いに力士は乗るのか否か。歴史の闇に生きたダークヒーローが現代によみがえる! 刮目のヒストリカルダークファンタジー!!

時渦11巻

第11話 燭之渦(五)皇帝の馬車張良は秦を滅ぼすための切り札を手に入れ、秦滅亡は現実ものとなりつつあった。残すところは始皇帝の首ただ一つ。だが始皇帝の用心深さと狡猾さによって、計画は根底から覆されてしまう。歴史の闇に生きたダークヒーローが現代によみがえる! 刮目のヒストリカルダークファンタジー!!

時渦12巻

第12話 燭之渦(六)白い鳥と男【前編】始皇帝の行軍を見下ろす男が一人。彼が醸し出す雰囲気は常人のそれとは大きくかけ離れ、ただただ異様だった。その男の存在はいずれ「秦」帝国に大きな影響を及ぼす、そんな予感をもたらすのだった。歴史の闇に生きたダークヒーローが現代によみがえる! 刮目のヒストリカルダークファンタジー!!

時渦13巻

第13話 燭之渦(七)白い鳥と男【後編】始皇帝を暗殺する手練れを見つけるべく、力自慢の猛者たちを競い合わせる張良。なかなかこれはという人物が見つからず諦めかけていたその時、一人の男が空気を一変させる。その圧倒的な戦闘力はおよそ人とは思えぬものだった。歴史の闇に生きたダークヒーローが現代によみがえる! 刮目のヒストリカルダークファンタジー!!