深淵の王を倒した者は、勇者と呼ばれる。だが深淵の王を倒しても、平和が訪れるわけではない。各地に散らばった深淵の魔物は、日々人々の生活を脅かし続ける。それを退治し、人々の安寧の生活を守るのも冒険者の仕事だ。行方不明の冒険者の情報を聞いた魔術師は、一人で深淵の魔物の討伐に出かける。文献で得た知識を武器に戦う魔術師は、魔物が情報と異なることに気づく。一旦撤退しようとするが、魔物の方が冒険者の魔術師よりも上手だった…　時を同じく、行方不明の冒険者の情報を得た勇者が酒場を訪れた。主人から別の冒険者が一人で向かったと聞いて、救出が必要かもしれないと判断した勇者は　魔術師が向かった洞窟へと向かうのだった。魔物に触手で襲われる描写、勇者と魔術師の絡みがあります。第1話　124Pとなります。