あらすじ

地区予選2回戦で、国府津高バスケ部は二宮学園と対戦することに。だが、二宮学園のキャプテン・大谷と、メンバーの佐野は、茜と中学時代に何やら因縁がありそうで…。そしていよいよ対戦前日、柊の自宅の留守番電話に、謎めいたメッセージが残されており…。
I’ll ~アイル~(1)

高校入学目前に、ある中学校で行われた3年生最後の出場となるバスケの試合。そこで二人は出会う…。バスケ一家で育った“エリート”の柊仁成と、天性の跳躍力を持つ立花茜。だが二人に共通した思いは、高校ではもうバスケはやらないということだった…。が…。

I’ll ~アイル~(2)

立花茜と芳川菫のクラスに突然やって来た東本彰彦は、いきなり菫をかけた勝負を茜に申し出る。そこに東本の中学時代の友人・原田徹が現れた。この二人、中学時代にバスケを巡って深い因縁があるらしく…。教師の目の前で原田を殴りつけた茜は停学を食らう…。

I’ll ~アイル~(3)

インターハイ地区予選の緒戦を突破した国府津高。そんなある日、監督・峰藤の同級生・近藤が臨時教員として国府津高にやってくる。互いに辛い過去を背負う峰藤と近藤は再会を果たす…。二人の過去に一体何が!?そして10年間癒えることのなかった傷とは!?

I’ll ~アイル~(4)

ある日、国府津高に、国体の運営委員・小畑が訪ねてくる。柊仁成を各校の隠れた逸材が集う合宿に参加させ、やがて県代表の国体選手を目指すというのが表向きの理由だが、彼の本当の狙いとは!?そして仁成は、これからも茜達とバスケを続けるのか!?

I’ll ~アイル~(5)

県内の有力選手を集めた“合宿組”との練習試合に勝利、柊も戻ってきてチームも落ち着きを取り戻し、絆もより深まった国府津高バスケ部。そんな彼らを見つめる、謎のハーフ美女・佐伯が出没。マネージャーとしてバスケ部に入部を希望するが…。

I’ll ~アイル~(6)

地区予選2回戦で、国府津高バスケ部は二宮学園と対戦することに。だが、二宮学園のキャプテン・大谷と、メンバーの佐野は、茜と中学時代に何やら因縁がありそうで…。そしていよいよ対戦前日、柊の自宅の留守番電話に、謎めいたメッセージが残されており…。

I’ll ~アイル~(7)

葉山崎戦の序盤、国府津は柊をポイントガードに据え先制点を奪う。緊張する茜も仲間達の励ましで固さが抜ける。善戦する国府津だが、ただ一人、東本の調子が上がらず、3Pシュートが決まらない…。東本の不調を打開したのは!?そして葉山崎も、ついに本気モードに入り…。

I’ll ~アイル~(8)

葉山崎高・美濃輪の戦術にハマり3つ目のファウルを犯した茜はベンチに。だが葉山崎高も、美濃輪が冷静なプレーが出来なくなりチームの和が乱れ始める。そして怪我が悪化した山崎は茜に後を託して退場し…。満身創痍の国府津に遂に決着の時が来る!!

I’ll ~アイル~(9)

因縁の葉山崎高に惜しくも敗れ、県大会から姿を消した国府津高。その数週間後、卒業を控えた山崎と金本は静かにコートを去っていく。様々なことが変わり始めようとしていた…。そして、新生国府津チームとなって初めての試合、会場へ向かう茜に思わぬ出来事が…!?