あらすじ

仁科五郎信盛と、不思議な運命に導かれた侍女もえぎとの悲恋物語が幕を開ける。武田信玄の第五子・信盛は、不思議な運命に導かれもえぎと出会い、やがて2人は愛し合う。しかし武田勝頼の侍女・ききょうが陰で暗躍し、もえぎを殺して信盛に近付こうとする。殺されかけたもえぎは奇しくも記憶喪失となり、再び信盛の前に現れた。2人の運命やいかに!
風よ雲 前編

仁科五郎信盛と、不思議な運命に導かれた侍女もえぎとの悲恋物語が幕を開ける。武田信玄の第五子・信盛は、不思議な運命に導かれもえぎと出会い、やがて2人は愛し合う。しかし武田勝頼の侍女・ききょうが陰で暗躍し、もえぎを殺して信盛に近付こうとする。殺されかけたもえぎは奇しくも記憶喪失となり、再び信盛の前に現れた。2人の運命やいかに!

風よ雲 後編

戦乱の世にありながらも愛を貫き通した仁科五郎信盛ともえぎの悲恋物語。政略結婚させられた信盛のもとに戻った記憶喪失のもえぎ。ききょうは様々な手を尽くして再びもえぎを殺そうとするが失敗して、追い詰められたききょうは崖から身代わりの偽綾姫を突き落とし難を逃れた。その後、信盛は武功を重ねたが、天正10年にききょうにそそのかされた織田信忠によって包囲され、籠城戦の末にもえぎとともに命を落とした。甲斐武田氏・仁科五郎信盛の悲恋物語。