ストアに行く
もっとみる
虫歯の痛みに耐えきれず、仕方なく病院へやって来たドラキュラ伯爵。そこで美人歯科医に一目ぼれした彼は、彼女に結婚を申し込むのだが……? 傑作コメディ完結巻! ほかに型破りな熱血教師の活躍を描く学園漫画『どろんこ先生』等、短編三編を併録。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>/『ドン・ドラキュラ』(手塚治虫漫画全集MT250『ドン・ドラキュラ』第3巻収録)/『おはよう!クスコ』(手塚治虫漫画全集MT129『マアチャンの日記帳』収録)/『どろんこ先生』(手塚治虫漫画全集MT278『どろんこ先生』収録)/『ぐうたろう千一夜』(手塚治虫漫画全集MT278『どろんこ先生』収録) <初出掲載>『ドン・ドラキュラ』1979年5月28日号~12月10日号 週刊少年チャンピオン連載/『おはよう!クスコ』1971年8月1日~1972年5月28日 朝日新聞日曜版連載/『どろんこ先生』1976年1月4日~12月19日 読売新聞日曜版連載/『ぐうたろう千一夜』1975年4月号~6月号 中一時代連載
あまり人気は高くない気がしますが、かなり面白いです!!少年チャンピオンでブラック・ジャックの後を受けて1979年に連載された作品です。 ブラック・ジャックと同じく、主要なキャラクターを中心とした1話完結ものが続くスタイルで、このスタイルにはブラック・ジャックと本作の他、ミッドナイト、七色いんこなど名作揃いのお得意なスタイルです! とにかくキャラも皆楽しく、好感が持てます!ドラキュラとチョコラの親子はもちろん、イボジがすぐに破裂してしまうヘルシング教授(そのせいでいつも貧血気味なので、血を吸うドラキュラに敵意を燃やしており、吸血鬼撲滅研究所の所長をやっている)や、サイコパス気味で行動が破天荒な村井警部、よくわからないブロンダなど皆魅力的です! ドラキュラもニンニク・水・日光・杭など弱点がかなり多く、しょっちゅう灰になってしまっています。 本人もかなり楽しんでノッて執筆していたとのことで、ギャグなどは手塚作品屈指の切れ味だと思います!かなり面白いです!!! ただ連載時の人気はイマイチだったようで、半年ほどで打ち切りに・・・こんなに面白いのに・・・ ちなみにアニメも打ち切りになっていて、放映話数はなんと4話・・・史上最速の速さです・・・ ただ、不人気というよりは大人の事情での打ち切りだったようで、そこは安心しました! 小山高生さんは、ドン・ドラキュラのアニメが思いがけず早期打ち切りになったことによって、ドラゴンボールのアニメに関わることになったとのことで、縁というものは不思議だなあと思いました。 https://twitter.com/koyamatakao194/status/1455183876792340480