あらすじ

初めての口づけに溺れていく二人――。あの日のことを思い出すたび頬が赤らむステラだが、ラビにとって自分はどのような存在なのかと思い悩んでしまう。一方でラビも、自らの初めての感情に戸惑い……?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。
花秘める君のメテオール1巻

「私はあの夜、呪われた怪物の花嫁になった――」クインウィッチ子爵家の長女・ステラは養女だが、心優しい家族と共に幸せに暮らしていた。しかしある日、ステラの妹・リリネットが「怪物の花嫁」に選ばれてしまう。百年に一度、生贄を必要とする呪われた怪物が幽閉されている城へ、リリネットの身代わりとして出向くことを決意するステラ。そこで出会った怪物は、血塗られた吸血鬼・ラビだった――。ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール2巻

誘うかのように羽ばたく蝶々のあとを追った先にいたのは、「呪われた怪物」のラビだった。衛兵の命をもてあそぶような行動をとるラビに、ステラは思わず手をあげてしまう。そんな時、逃げる衛兵とぶつかり、口元に怪我を負ってしまったステラ。その血を見たラビの瞳は紅に染まり――?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール3巻

吸血されても、なんら変わらない様子のステラを見て驚くラビ。今まで彼に吸血されて生き残った者はいなかったのだが――?一方、騎士団長のオスカーの口から、「呪われた怪物」と呼ばれるラビの出生の秘密と、それにまつわるこの国の忌まわしき歴史が語られ――。ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール4巻

吸血されても死なないことで、他の花嫁たちに気味悪がられてしまうステラ。彼女たちから心ない言葉を浴びせられたステラは、もっとひどい言葉を浴び続けているラビに思いを馳せる。そんな時、ラビの暴れ苦しむ物音を聞いたステラは――?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール5巻

ラビに手を差し伸べようとするも拒絶され、自分の言動が身勝手なものだったのではないかと思い悩むステラ。一方、ほかの花嫁候補として招集されたピュセルとジゼルは生きのびるため、”魔法の死の蜜”を使いラビを殺そうと画策しており……?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール6巻

ラビをかばい胸に傷を負ってしまったステラ。ステラに傷を負わせたかんざしに”魔法の死の蜜”が塗られていたことで、ステラは意識を失ってしまう。一方、自らをかばい救おうとするステラの行動、言動に混乱しているラビは、自らの暗く悲しい過去を思い出していた……。ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール7巻

“魔法の死の蜜”によって死の危機に瀕した状態であってもなお、ラビが傷つかなくてよかったと顔をほころばせるステラ。そんなステラを見たラビは彼女に手を伸ばし……?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール(8)●描き下ろしおまけ付き●

ラビはステラの命を救うため、魔力に染まった彼女の血を吸うという賭けに出る。自分を救うためにもだえ苦しむラビの姿に、ステラはある感情を抱き……?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール9巻

ラビの吸血のおかげで死の危機を脱したステラ。吸血の傷跡が残っていないか胸元を確認するラビに、ステラの心臓が早鐘を打つ。ラビの不器用な優しさに気づいたステラは彼に近寄り……?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール10巻

ラビの生贄として彼のそばにいることを自ら選んだステラ。一方、ラビの暗殺を試み、逃げようとしたピュセルたちには厳しい罰が待っていた。彼女たちを救うためオスカーに抗議するステラに、ラビが思いがけない言葉を口にし……?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール11巻

家族へ手紙を出そうと王城に向かう道すがら、大切な手紙を鳥に奪われてしまったステラ。手紙を取り返そうと、奮闘するステラの手を取り助けてくれたのは、柔らかな空気をまとう美しい騎士様で……?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール12巻

ステラに手を引かれ、生まれて初めて太陽の下に出たラビ。色と輝きであふれた世界に圧倒されるラビだったが、何よりも彼の目を引いたのは、楽しげに微笑むステラの姿で……?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール13巻

ラビの「呪われた怪物」たる所以がついに明らかに。悲惨な境遇を知ったステラは、ラビの呪いを解く方法を捜すことを提案するが……?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール14巻

突然、吸血衝動に襲われたラビに自らの身を差し出そうとするステラ。しかしラビは、それを拒否してしまう。ステラを穢さぬよう、一人苦しむラビを見たステラは自ら肌を晒し……?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール15巻

吸血の愉悦に浸るステラに、初めての感情を抱くラビ。また一歩近づいた二人は、ラビを吸血鬼たらしめる呪いを解こうと前を向くが……?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール16巻

前よりもずっとラビとの心の距離が近づいたことに喜ぶステラ。物理的にも距離が近いラビに動揺しながらも、思わず胸が高鳴ってしまい……?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール17巻

ラビにかけられた呪いを解くため、ピュセルたちに協力してもらうことになったステラ。こんなにもひたむきにラビに寄り添おうとするのは、彼に“恋”をしているからなのかと聞かれたステラは、初めてラビへの気持ちに向き合い……?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール18巻

ラビ様を想う、この気持ちはいったい……?ステラが自身の気持ちに戸惑う中、以前にも出会った騎士様がステラたちの前に現れる。美しくも謎めいていた騎士様の正体は、なんと――?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール19巻

ヴァレンティン王国第一王子・エリオスとラビの間に不穏な空気が漂う。ステラに自然に手を差し伸べるエリオスを見たラビは、独占欲をむき出しにして……?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール20巻

エリオスの言葉を反芻し、苛立ちを募らせるラビ。そんな時ステラの紅潮した表情を目にしたラビは、その表情が誰に向けられたものなのかと激しい嫉妬を覚える。そして、ステラがエリオスの名を口にした瞬間、彼女の唇を――…?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。

花秘める君のメテオール21巻

初めての口づけに溺れていく二人――。あの日のことを思い出すたび頬が赤らむステラだが、ラビにとって自分はどのような存在なのかと思い悩んでしまう。一方でラビも、自らの初めての感情に戸惑い……?ひたむきな少女とすべてを諦めた吸血鬼、二人が織りなす切なくも美しい愛と呪いの物語。