あらすじ

幼少期からピアノを続ける響には憧れの存在がいた。それは同じピアノ教室に通う律という少年。彼の奏でるピアノの音色は同い年とは思えないほど澄んでいてこっそりレッスンを盗み聞きする日々。しかし、ある日突然律はピアノ教室から姿を消してしまう。コンテストに出ている気配もなく二度と彼のピアノは聞けないと思っていた。しかし、高校に入学すると第二音楽室から律のピアノの音色が聞こえてきて…。
テンポルバート 前編【単話売】

幼少期からピアノを続ける響には憧れの存在がいた。それは同じピアノ教室に通う律という少年。彼の奏でるピアノの音色は同い年とは思えないほど澄んでいてこっそりレッスンを盗み聞きする日々。しかし、ある日突然律はピアノ教室から姿を消してしまう。コンテストに出ている気配もなく二度と彼のピアノは聞けないと思っていた。しかし、高校に入学すると第二音楽室から律のピアノの音色が聞こえてきて…。

テンポルバート 後編【単話売】

響に音楽講師と身体の関係があることを知られてしまった律は第二音楽室に来ることがなくなってしまう。どう声をかければいいか思い悩む響は一人音楽室で涙を流しピアノを奏でるのだった。しかし、そんなある日同じクラスの友人から、律がこっそり響の演奏を聴いていたことを知らされる。するといてもたってもいられなくなった響は律の元へ駆け出して…