不感症であることを打ち明け、櫂と不感症克服のため『トレーニング』をすることになった瑠璃子。櫂によって自分でも驚くほど快感を得ることができ、講師と元教え子という背徳的なシチュエーションに燃えたのかもしれない、などと考えていた。自分の悩みに親身に向き合ってくれる櫂に対し、罪悪感を感じた瑠璃子はやはりこういった関係は良くないのではと櫂に相談するも、彼は「存分に俺を利用してよ」と優しく微笑んでいた。櫂くんはどうして私にここまで優しくしてくれるの?と思う瑠璃子だったが、彼に触れられる心地よさに身を任せていく――。