『ゴゴゴゴーゴーゴースト』蛭塚都、最新作 傷心のダメ女とオネエ幽霊の復讐劇を描いた『ゴゴゴゴーゴーゴースト』の著者・蛭塚都最新作! 婚約指輪と素敵な結婚に憧れていたアラサーOL明智乱は、婚約者の裏切りにより夢も男も失った。女子校時代にソフトボール部で青春を燃やした親友、ほむら・ケイと共に、愚痴をこぼしながら酒を飲む日々の中で、高校を卒業して10年、三人とも夢が叶っていない現実にショックを受ける。更にほむらの余命が1年と判明。ほむらの夢を実現するべく、3人は一致団結。みんなで同居、会社も辞めて浅草で探偵事務所を開業することに。仕事も男も夢も失ったけど、親友がいる! 成るか、人生大逆転!!
『ゴゴゴゴーゴーゴースト』作者の新作とあって期待値MAX。 あの日思い描いていた理想の未来にはたどり着けなかった、かつての部活仲間のアラサー女三人が、もう一度立ち上がりサヨナラ逆転を目指す友情の物語。 必要以上に飾らず、ツッパらず、アラサー女の物語といいつつも属性関係なく人間の青春の1ページって感じで、カッコ悪いのにカッコいい。蛭塚都先生の見目麗しいキャラクターデザインのなせるわざでもあるようなきがします。 「私たちの延長線の幕が上がる。」という激エモフレーズに殴られてしまったので、これからの連載が楽しみで仕方ないです。