あらすじ「高さを出す事、隙間を埋める事。丸い形も歪な形も、型に入れば同じ事」 レイニーは一日一善をモットーにする弁当屋であり、実は謹慎中の“神”。戦争を引き起こした罰を受け、今は人間として生活している。相棒ニワトリのチュンちゃんに、歌手を夢見る同居人のダリア、弁当を買ってくれるお城勤めのライラック。様々な者と共にレイニーは生きる。かつて邪神と呼ばれた彼女が生きる理由は今のところ‥‥“明日の弁当のおかずを考える事”である。
「魔女たちの心臓」と同じくイシコ先生の新作。やっぱりこの作家さんの世界観や絵の雰囲気や、少し切ないけどあたたかいストーリーがめちゃくちゃ最高だ……!!大好き。 絵本のような絵柄で可愛くて見やすくて、レイニーとライラック、そしてチュンさんといった面白く個性豊かなキャラクターたち。やりとりが前作に引き続き、テンポ良くて面白くて好きです! そんでレイニー手作りの竹の入れ物に入ったお弁当、食べたすぎる。お腹空いちゃう……。