あらすじ

「永遠なんていらない」錬金術で造られた武器と同化して千架の体に宿り、魂だけになり生き続けるクロオ。クロオの存在に気づいた千架の先輩・沓澤。兄の死の理由を知るために千架とクロオの関係を探る後輩・碩。一方、千架は自分の存在に悩みを抱えるようになる。それぞれの思惑が交錯する魂の救済とは――?
NEIN 1巻

「俺の味方はあんただけでいいよ」かつて白金のエクソシストと呼ばれたクロオ。彼のために造られた悪魔殺しの武器「天獄の鍵」を手にした幼い千架は、意図せず体の中にクロオの魂を宿してしまう。それ以来、幾度となく千架とクロオの意識は入れ替わるようになった。そして高校生になった千架の知るところなく、天文部の先輩・沓澤だけがクロオの存在に気がついた。沓澤はクロオの大切な人によく似ていて、ふたりの距離は徐々に近づいていく。だがひとつの肉体に入ったふたつの魂は歪みをもたらし……?

NEIN 2巻

「永遠なんていらない」錬金術で造られた武器と同化して千架の体に宿り、魂だけになり生き続けるクロオ。クロオの存在に気づいた千架の先輩・沓澤。兄の死の理由を知るために千架とクロオの関係を探る後輩・碩。一方、千架は自分の存在に悩みを抱えるようになる。それぞれの思惑が交錯する魂の救済とは――?