あらすじ動物を幸せな居場所へ繋ぐ、それが保護活動 保護活動家の久我と美容師の夢に悩みながら活動を手伝う星野。“やばい状態のイヌ”を探して駆けつけた先で、「動物愛護センターに連れてってほしい」と得意顔で語る歓楽街の店長と出会う。自分で行動しろと冷たく言い放つ久我を見て、星野は自らセンターの見学に行くことにするが…? 動物たちの本当の幸せとは? 答えなき問いに正面から向き合う動物保護ドラマ!
あるWebメディアで作者の写真付きインタビューを見かけ、興味深く拝見しました。 事実ベースであろうとする取材姿勢、対立するように見える立場の人々の想いと各々の悩みの描写、何より主人公が久我のようでいて星野でもあるというところに、あらゆる読者がシンパシーを想起させられるようなポイントが散りばめられています。 「言い合いが起きても、それは主張の相違であり悪ではないはず」とのフレーズが言い得て妙であり、ストンと腑に落ちるものがありました。 動物の可愛さを売りにしていない、異色のペット漫画です。 一読の価値あり!