あらすじ祇園・花見小路北側に住む女子高生の美月。美月は「源氏物語」の代読を頼まれたことで“あはれ”という感情に興味を持ち、日々感じる“あはれ”を形に残すために日記を書き始める。久しぶりに訪れた児童館で、美月は懐かしい香りに引き寄せられる。そこで出会った男子は“花の君”なのか――?