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9年前に幼なじみの恋人を亡くした花梨は恋愛を遠ざけ、地方の小さな会社で社長として働いていた。ある日、貴公子と呼ばれる人気WEBデザイナーの奏が仕事のために東京からやってきた。イケメンな奏とは初めて会ったはずで、元彼と顔だって似てないのに…なぜか奏と元彼が被ってしまい…。同じ好み、香水、表情、そしてなぜか私のことを知っているようで…。そんな奏に「僕をその彼の代わりにしてもいいですよ」と押し倒されてしまい――…。
「俺と恋人になってくれない?」出会ったばかりの奏に告白されて戸惑う花梨。しかも、元彼の代わりにしてもいいと迫られ、付き合うことに!?東京との遠距離恋愛だと思っていたら、まさかの同じマンションに引っ越してきて…。これって偶然だよね――?本作品は小説投稿サイト「エブリスタ」で人気の「君とは二度、恋に落ちる～はじめましての彼に溺愛される理由～」のコミカライズです。
「もっと感じてるとこ見せて」花梨はついに奏の想いに向き合うことを決める。その夜、二人は初めて恋人として肌を重ねて――…。幸せいっぱいだけど、どこか彼の意味深な言動が引っ掛かっていた。周囲からのストーカー疑惑に不安を抱える中、奏の部屋で見つけたのは――。
“記憶転移”の話が本当なら、奏の中に元彼がいることになる。私はこの先彼自身に向き合っていけるの…?悩んだ末に花梨が向かったある場所と、たどり着いた答え。思いを伝えるべく奏の元に向かう中、トラブルが相次いで!?「ずっと会いたかった」運命に導かれた二人の結末は――。
