【ビッグコミック&ビッグコミックオリジナル第10回青年漫画賞ビッグコミック編集長賞】(ビッグコミック2024年12号)
エリートサラリーマンで完璧主義の望は、プロポーズを計画していたのだが、日々のルーティンのチョコレートが切れていた事に気付き…!プロポーズ成功の為に何としてもチョコレートを手に入れようとするのだが…!?
【アフタヌーン四季賞2024秋 四季賞】27歳の夏、主人公は安アパートに引っ越す。お隣さんの息子とひょんなことから、ご飯を食べる仲に。それぞれが抱える苦悩に向き合う、痛くて優しくて濃厚なひととき。
第10回青年漫画賞ビッグコミック編集長賞を受賞した作品。審査員だった浦沢直樹先生の「ラストが陰惨すぎるのではないか」という指摘を受けて、ラスト2ページを描き足しての掲載になったとの事。ちなみにビッコミで公開されるのは改訂前のものだそうです。 ビッグコミック系で描いていくなら浦沢先生の指摘通りエンタメとしての完成度が必要になんだろうなと思いました。青年漫画賞受賞者にはMONSTERのような作品を描いて欲しいという気持ちが私にもあります。でもあの救いようのないダークな感じがウケる雑誌もあるだろうからやっぱり好みの問題かもしれないですね。加筆については正直してもしなくてもあまり印象は変わらない気がしました。